FX自動売買「選択型システムトレード」の特徴・やり方・攻略法・おすすめ業者

FXを始めたくてもトレードのやり方がわからないとなかなか1歩踏み出せないものです。興味があっても上手くトレードする自信がない方はぜひ検討したいのがFX自動売買です。FX自動売買なら、ストラテジーをリスクから選ぶだけで、後は自動で24時間トレードしてくれます。

半ば放置しておいても勝手に稼いでくれるのでこんなに便利なFXサービスはありませんよね。リストから選ぶだけの自動売買は選択型システムトレードとも呼ばれています。トレードのやり方がよくわからない初心者だけでなく、忙しくてトレードにかける時間がない方にも使われています。

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今回はFX自動売買、選択型システムトレードの特徴・やり方攻略法おすすめ業者などを徹底的に解説していきます。ぜひ、興味がある方は参考にしてみて下さい。

FX自動売買「選択型システムトレード」とは

FX自動売買「選択型システムトレード」とは
自動売買とは、システムトレードとも呼ばれているトレード方式のことで、あらかじめプログラミングされた注文条件に沿って取引してくれるシステムのことをいいます。

FX自動売買にはいくつか種類があって、複雑で高度なものから選ぶだけの簡単なものまで様々なタイプがあります。自動でトレードしてくれるのが自動売買だと、何となく自動売買についてイメージできても、具体的にどんな種類があって、どのように使うものなのかわかりづらいですよね。

まずは自動売買の種類を最初に簡単にご紹介しておきます。

自動売買は大まかに5つのタイプがあります。

  • リピート型システムトレード
  • 選択型システムトレード
  • MT4・MT5選択型システムトレード
  • 設定型システムトレード
  • プログラム型システムトレード
タイプ 特徴 代表的な自動売買
リピート型 あらかじめ設定した値幅・価格帯に沿ってトレードを繰り返すタイプ、リピート注文ともいう
選択型 ストラテジーを選択するだけで自動売買ができる。初心者でも簡単に始められる。
MT4・MT5選択型 MT4・MT5ではEAと呼ばれる選択型の自動売買が有料・無料で利用できる
設定型 トレードの条件を各自で設定して自動売買ストラテジーが作成できる。
プログラム型 MQL4 MQL5などプログラム言語でオリジナルの自動売買を作成する方法。上級者向け。

FXのことがよくわからない初心者でも、簡単に始められるのが「選択型システムトレード」です。「選択型システムトレード」なら、プログラミング済みの自動売買ストラテジーをリストから選択するだけです。

設定するだけで24時間体制でFXトレードを続けてくれます。放置しておいても、自動売買が知らない間に稼いでくれるので、初心者や忙しい方におすすめです。

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それでは、選択型システムトレードの特徴や仕組みを詳しく見ていきましょう。

選択型システムトレードの特徴・仕組み

選択型システムトレードの特徴は

  • リストからストラテジー(自動売買プログラム)を選択
  • 各ストラテジーの成績や詳細が見れる
  • 24時間体制でトレードしてくれる
  • 運用状況もしっかり確認できる
  • 利用をやめたい時はいつでも停止・変更できる
  • 手数料が別途で課金、またはスプレッドが広めになる

などがあります。

選択システムトレードの仕組みを詳しく見ていきましょう。

リストからストラテジーを選択

選択型システムトレードのストラテジーを提供しているのは、経験豊富で実績のある上級トレーダーです。利用者は、上級トレーダーが作成した自動売買プログラムをリストから選ぶだけ。選んだストラテジーはそのまま各自の取引ツールに設定され、システムトレードが開始できる仕組みになっています。

ランキングから選ぶ
ランキングから選ぶ
リストから選ぶ
リストから選ぶ

利用者はリストから選ぶだけなのでとても簡単です。ストラテジーを選んだら、後は「取引開始」ボタンをクリックするだけでFXトレードを始めてくれます。馴れてきたら、複数のストラテジーを同時に稼働させる方法もあります。

チャート分析ができなくても、FXトレードが上手にできなくても、選択型システムトレードを使えば上級レベルのFXトレードが実現できます。

各ストラテジーの成績や詳細が確認できる

選択型システムトレードのストラテジーは、取引成績などの詳細が確認できるようになっています。選べるストラテジーの種類や数はFX会社ごとに異なります。ランキング形式にて上位にランクインするストラテジーが選べるものもあります。成績上位・フォロワー数・取引手法など検索条件を入力して、条件に合ったものが探せます。

検索機能を使う
検索機能を使う

ストラテジーを提供しているのは上級トレーダーであるにしても、トレーダーごとに得意とする戦略が異なり運用成績も様々です。利用前にバックテスト機能にて運用を試してみることもできます。

ストラテジーの成績や詳細を確認したうえで選択できるので安心です。

24時間体制でトレードしてくれる

FX市場は24時間休みなく動いているものの、どんなに時間がある方でもつきっきりでトレードすることは不可能です。システムトレードなら、24時間体制で毎日トレードを続けてくれますので、絶好のトレード機会を逃すことがありません。

1日のトレード回数はストラテジーによって異なり、1日のトレード回数が多いものもあれば、数日おきにしかトレードしないものなど色々です。

基本的に短期トレード型は取引回数が多くなり、長期トレード型は取引回数が少なくなります。どれくらいの頻度でトレードしてくれるのかは、詳細から確認するこができます。

放置していてもシステムトレードが利益を出してくれることが大きなメリットです。

運用状況もしっかり確認できる

ストラテジーによって相場との相性があります。すべてのシステムトレードで必ず利益が出るわけではないのですね。利益がきちんと出ているのかどうか、システムトレードの運用状況は取引ツールから確認することが可能です。

口座残高や損益額、取引履歴・ポジション一覧などにシステムトレードの運用状況はリアルタイムで反映されていきます。

グラフでも運用状況が確認できますので、現在の取引状況をしっかりと把握できます。

いつでも停止・変更できる

もし損益が拡大しているようであれば、いつでも簡単に停止・変更することが可能です。

システムトレードの稼働を停止したい時は設定内容を停止に切り替えるとトレードがストップされます。停止した時点でポジションを保有していた場合は強制決済となります。

各自の判断に応じて、利益が出せないシステムトレードは停止、異なるストラテジーに変更することもできます。

手数料・スプレッド

選択型システムトレードは、手数料が別途で課金されるものと無料で利用できるものとに分かれます。無料の場合でも、投資助言報酬がスプレッドに上乗せされるため、結果的にはどちらの場合でもコストはある程度かかってしまいます。

  • 別途で手数料: 1000通貨あたり20円~40円が相場
  • 手数料無料 + 広めのスプレッド: 結果的には多少のコストがかかる
手数料が別途でかかるのかスプレッドに込みなのか、最初に確認しておく必要があります。

選択型システムトレードのメリット・デメリット

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選択型システムトレードのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

選択型システムトレードのメリット

FX初心者でも上級レベルのトレードができる!

FXを始めたばかりの初心者でも、選択型を使うことで簡単に上級レベルのトレードができることが最大のメリットです。FXに興味があっても、いざ始めるのは不安だという方でも選択型システムトレードなら、上級レベルのストラテジーが選択できるので心強いですよね。

上級者のトレード戦略が学べる!

どのようにトレードしているのか、取引履歴から上級者のトレード戦略が学べることがもう1つのメリットです。いずれは裁量トレードしていきたい初心者にうってつけの方法です。(ただし、取引履歴が確認できない選択型もあります)

24時間体制でトレードしてくれる!

選択型を問わず、すべての自動売買のメリットはやはり24時間トレードしてくれる点にあります。本業がある方、忙しい方でも半ば放置状態でも勝手にトレードしてくれるので、寝ている間でも稼げることが自動売買の魅力です。

自動売買はよく不労所得の代表として紹介されることもあります。半分放置しておいても、初心者でも上級レベルのトレードで稼げるなら嬉しいですよね。
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メリットがある一方では、選択型システムトレードにはデメリットもありますので確認しておきましょう。

選択型システムトレードのデメリット

100%必ず勝てるわけではない

選択型システムトレードは、選ぶストラテジーによってはその時の市場動向にマッチしないこともあり損失が出てしまいます。どんなに成績優秀なストラテジーであっても、必ず勝てるとの保証はないので、時々運用状況を確認してストラテジーの見直しを検討することが大切です。

トレードコストがかかる

手数料が有料だったり、スプレッドが広い設定になっていたりと、選択型システムトレードでは一定のコストがかかることがデメリットです。コストがかかる分、利益が出るのに若干の時間がかかってしまうこともあるでしょう。

FXの知識がないと不利な面もある

確かにFX初心者でも簡単に始められるものの、全くFXの知識がない場合は、現在の市場動向に合ったストラテジー選びができないなど不利な面もあります。例えば、何か重大なニュースがあった時などは自動売買を停止したり変更したりする必要が出てくるので、完全に任せきりというわけにはいかないのです。

有効に自動売買を利用していくためにも、選択型システムトレードをやりながら、FXについてしっかり学んでいきましょう。

選択型システムトレードがおすすめの人

  • トレードのやり方がよくわからないFX初心者
  • 上級者のトレード戦略を学びたい方
  • 自動売買の設定方法がよくわからない方
  • 忙しくてトレードにかける時間がない方
  • 自動売買で効率よく稼ぎたい方

などに選択型システムトレードはおすすめです。

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選択型システムトレードは、いつでも簡単に停止することができるので、まずは少額資金にて試してみてもいいですよね。

選択型システムトレードの始め方

選択型システムトレードを始める方法は、

  1. 選択型システムトレードができるFX口座を調べる
  2. 複数の選択型システムトレードから条件に合ったものを選ぶ
  3. 選択型システムトレードのFX口座を開設する
  4. 取引ツールの使い方や設定方法を理解する
  5. ストラテジーをリストから選ぶ
  6. 「取引開始」ボタンを押してシステムトレードを開始する
という流れになります。

「選択型システムトレード」の種類

「選択型システムトレード」の種類

選択型システムトレードはFX会社によって、ストラテジーの種類や数が異なってきます。比較的にシンプルで簡単なものが多いことが選択型の特徴ですが、中にはテクニカル指標を使うものや注文方法で選ぶものがあったりと若干難易度が高い選択型もあります。

それぞれにとって要望に合ったもの、わかりやすくて使いやすいものを選ぶことが選択型システムトレードを使いこなすコツです。
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それでは、実際にどのような種類の選択型システムトレードがあるのか一覧でご紹介します。

選択型システムトレード一覧

選択型 FX会社 特徴 手数料・スプレッド
ミラートレーダー セントラル短資 ・世界的に有名な自動売買
・厳選されたストラテジー
・初心者向け
無料/やや広い
みんなのシストレ トレーダーズ証券 ・シンプルでわかりやすい
・自動売買専用の口座
・初心者向け
無料/やや広い
ちょいトレFX FXプライムbyGMO ・高度なストラテジー
・テクニカル指標を重視
・裁量トレード経験者向け
無料/やや狭い
iサイクル2 外為オンライン ・リピート注文型
・選ぶだけで簡単
・初心者向け
片道20円/広め
トライオートFX インヴァスト証券 ・多彩なストラテジー
・テクニカルや注文方法から選択
・裁量トレード経験者向け
片道20円/狭い

初心者向け:ミラートレーダー、みんなのシストレ、iサイクル

中級者向け:ちょいトレFX、トライオートFX

リピート型システムトレードが選択できる場合もある

ちなみに選択型システムトレードの中には、リピート型システムトレードが選択できるタイプもあります。

リピート型システムトレードとは、一定の値幅・価格帯にて注文を繰り返すことができる自動売買のことです。例えば、「30pips下がったら買い」「30pips上がったら売り」「30pipsごとに買い・売り」などと注文条件を設定するタイプです。

レンジ相場に強く、相場が上下する特性を活かすことができる自動売買です。ただ、最小限にチャート分析や相場の流れを見極めることが必要となってきます。全くの初心者の方には判断が難しいかもしれません。

デモトレードができる「選択型システムトレード」

いくら自動でFXトレードができるといっても、いきなり始めるのが不安ですよね。まずはデモトレードから始めてみることも可能です。

上記2つのFX会社なら、選択型システムトレードをデモ口座で試してみることができます。システムトレードの使い方やストラテジーの見方などがある程度わかっていれば安心ですね。

※デモトレードができないFX会社でも、大抵はバックテスト機能にて過去の取引期間を選択して運用結果を見ることが可能です。

「選択型システムトレード」おすすめFX業者

「選択型システムトレード」おすすめFX業者

いざ始めようと思った時には、どの選択型システムトレードがおすすめなのか悩んでしまいますよね。どのような基準に選べばいいのでしょうか。

選択型システムトレードを選ぶポイントは、

  • 公式サイトを見た時の印象 → 単純に好きか嫌いか
  • わかりやすさ・使いやすさ → とくに初心者の方
  • サービスの詳細 → 手数料などの詳細が明確か
  • ストラテジーの詳細 → ストラテジーが選びやすい・要望に合っている
  • 裁量トレード → 裁量トレードができるかどうか
  • デモトレード → デモ口座の利用が可能

など、重視したいポイントをいくつか明確にしておくと探しやすくなります。

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それぞれに合った選択型が選びやすいように、おすすめポイントを解説しながら3社厳選してご紹介したいと思います。

世界中のストラテジーから選べる「ミラートレーダー/セントラル短資」

世界中のストラテジーから選べる「ミラートレーダー/セントラル短資」
口座名セントラルミラートレーダー
往復総コスト(米ドル/円1万通貨取引時の最低コスト)-
スプレッド・米ドル/円-
スプレッド・ユーロ/円-
スプレッド・ユーロ/米ドル-
スワップ金利・米ドル/円10円
通貨ペア総数22ペア
初回入金規定なし
取引単位5,000通貨(最低取引単位以上なら1000通貨単位で取引可能)

選択型システムトレードでぜひ試してみたいのは「セントラル短資FX」が提供している海外の自動売買サービス「ミラートレーダー」です。「ミラートレーダー」といえば、国内初の自動売買として1910年以降に一世を風靡した選択型システムトレードです。かつては、かなり多くのFX会社にて提供されていましたが、現在は自社開発の自動売買へ移行する業者が増えたため、現在「ミラートレーダー」を提供するのは「セントラル短資」のみです。

「ミラートレーダー」は海外ではまだまだ健在で人気のシステムトレード。国内でも一目おかれている存在です。「ミラートレーダー」の大きなメリットは、世界中の厳選されたストラテジー数百種類から選べることです。「セントラル短資」の「ミラートレーダー口座」を開設して利用することができます。デモトレードで試してみることも可能です。

  • 初回入金額:規定なし
  • 最低取引単位:5,000通貨(5,000通貨以上は1,000単位から取引可能)

ミラートレーダーのおすすめポイント

おすすめポイント
  • デモトレードで試せる!
  • 世界的に有名な自動売買なので信頼できる!
  • 厳選された数百種類のストラテジーから選べる!
  • 簡単設定で初心者にも使いやすい!
手数料・スプレッド
  • 手数料:無料
  • スプレッド:やや広め

「ミラートレーダー」ならではストラテジープロバイダー

「ミラートレーダー」では、世界中のプロが応募してきたストラテジーの中から厳しい審査を通過したものだけが採用される仕組みになっています。ストラテジーを提供しているプロバイダーも公開されていて信頼性の高さではナンバーワンです。

Tradency Inc.

ストラテジーの主な提供元は海外大手ソフトウェア会社のTradency Incです。米国、カナダ、フランスなど世界中からストラテジー募集し優秀なものを厳選して提供しています。約774種類のストラテジーが現在登録されています。

株式会社GoGoJungle

国内からも株式会社GoGoJungleから日本の優秀なストラテジーが提供されています。GoGoJungleはMT4・MT5でも使える自動売買を提供していることで国内では有名です。約50種類が採用されています。

ヘッジファンドストラテジも利用できる

ミラートレーダー独特のストラテジーに「ヘッジファンドストラテジー」があります。世界のヘッジファンドが顧客に提供しているストラテジーがミラートレーダーでも採用されています。高度なトレード戦略を駆使した「ヘッジファンドストラテジー」でシステムトレードができることもミラートレーダーの魅力です。

ヘッジファンドストラテジも利用できる
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公式サイトにて週刊ランキングや月間ランキングが公開されています。検索機能を使って、「低リスク型」「バランス型」など条件に合ったものを探すことができます。リストからストラテジーを選んだらいつでもシステムトレードが稼働できます。

世界的に知名度が高い自動売買なので安心。簡単操作で初心者にも使いやすい選択型です。

最もシンプルでわかりやすい「みんなのシストレ/トレーダーズ証券」

最もシンプルでわかりやすい「みんなのシストレ/トレーダーズ証券」
口座名みんなのシストレ
往復総コスト(米ドル/円1万通貨取引時の最低コスト)190円
スプレッド・米ドル/円1.9銭
原則固定
スプレッド・ユーロ/円-
スプレッド・ユーロ/米ドル-
スワップ金利・米ドル/円非公開
通貨ペア総数27ペア
初回入金規定なし
取引単位1,000通貨

とにかく簡単でシンプルな選択型システムトレードを使いたい方は「みんなのシストレ/トレーダーズ証券」がおすすめです。「みんなのシストレ」は「みんなのFX」で提供されている自動売買で、「みんなのFX」で口座開設すると使えるようになります。

選択型専用のシンプルな見やすい画面にて、リストから利用したいストラテジーを選ぶだけ。初心者でも簡単に始められることから人気がある選択システムトレードです。ランキングや検索からストラテジーが選べて、スマホで使える専用アプリもあるので簡単で便利です。手数料は無料でスプレッドも自動売買では比較的狭い設定で低コストで自動売買ができることもメリットです。

  • 初回入金額:規定なし
  • 最低取引単位:1,000通貨

おすすめポイント

  • シンプルな仕組みでわかりやすい!
  • 見やすい画面とリストで使いやすい!
  • 1,000通貨から取引できる!
  • ランキングや取引スタイルから選べる!
手数料・スプレッド
  • 手数料:無料
  • スプレッド:比較的に狭い設定

画面が見やすいので初心者でも操作しやすい

ストラテジーの損益状況がグラフで視覚化されているので、ぱっと見でも判断しやすいのが特徴です。リストの文字も大きめ、シンプルで見やすい画面にて初心者でも簡単に操作できます。

検索条件は、ランキングと取引スタイルが選択できます。「収益率」「合計損益」「取引回数」などに加えて「フォロワー数」からもランキング表示できます。取引スタイルは、「デイトレ」「スイング」「中長期」から各自で希望する取引期間に合わせて選択できます。

「リピート注文」や「テキストマイニングAI」も使える

みんなのシストレでは一般のストラテジー以外にも、リピート注文やテキストマイニングAIが利用可能です。

リピート注文は一定の値幅で売買を繰り返してくれる自動売買。テキストマイニングAIはAIが経済ニュースをもとに取引してくれる自動売買です。

「リピート注文」や「テキストマイニングAI」も使える
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「検索する」「選ぶ」「取引開始」の簡単3ステップで選択型システムトレードが開始できます。みんなのシストレを利用しているユーザーの成績ランキングが公開されているので、どのストラテジーで稼げるのか参考にすることができます。

1,000通貨から取引可能なので少額から試せるのが嬉しいですね。

約定力・スプレッドで選ぶ「ちょいトレFX/FXプライムbyGMO」

約定力・スプレッドで選ぶ「ちょいトレFX/FXプライムbyGMO」
口座名ちょいトレFX
往復総コスト(米ドル/円1万通貨取引時の最低コスト)-
スプレッド・米ドル/円-
スプレッド・ユーロ/円-
スプレッド・ユーロ/米ドル-
スワップ金利・米ドル/円非公開
通貨ペア総数14ペア
初回入金規定なし
取引単位1,000通貨

裁量トレードの経験者で約定力やスプレッドにこだわりたい方は「ちょいトレFX/FXプライムbyGMO」で満足の自動売買が実現します。FXプライムはGMO証券会社が運営するFXサービスで、スタンダードなFX口座とFXオプション、FX自動売買と3つのタイプを提供しています。

FXプライムはスキャルピングを承認するFX会社だけあって、約定率99.0%と狭いスプレッドが魅力になっています。トレード環境にこだわりたい中級者以上、裁量トレードと併用したい方におすすめです。「ちょいトレFX」には投資助言報酬が含まれているため、スプレッドはスタンダードなFX口座に比べると広めの設定ですが、ドル円で1.0pipsと自動売買ではかなり狭い設定になっています。低コストにて選択型システムトレードに取り組むことができます。

  • 初回入金額:規定なし
  • 最低取引単位:1,000通貨

「ちょいトレFX」のおすすめポイント

「ちょいトレFX」のおすすめポイント
おすすめポイント
  • 高い約定力と狭めのスプレッドで低コストを実現!
  • リストから選ぶだけで簡単に開始できる!
  • オリジナルの自動売買も作成できる!
  • 1,000通貨から取引可能!
手数料・スプレッド
  • 手数料:無料
  • スプレッド:狭い

スキャルピングを承認する数少ないFX会社

公式サイトでも約定率99.0%、狭めのスプレッドであることが明言されています。短期トレーダーにとって重要なポイントとなる低コストが実現しやすいFX会社です。スキャルピングを承認、むしろ推奨しているぐらいで、裁量トレードと併用したい抜擢です。自動売買でも短期間で効率よく稼げる環境が整っているといえます。

GMOグループは、もともとITインフラ系の会社なのでサーバー・システムが強靭な点でも安心して使えます。

自動売買が選べる・作成できる

「ちょいトレFX」では、選ぶだけの簡単な選択型システムトレードと、自分のオリジナルが作成できる設定型システムトレードを提供しています。最初は選択型で使ってみて、いずれは自分でも自動売買を作成したい方にも対応できます。

選択型は他社と同様に選ぶだけにはなるものの、テクニカル指標設定のストラテジーが多いため、裁量トレードの経験がある中級者以上の方におすすめです。初心者の方には若干使いづらいシステムトレードかもしれません。

自動売買が選べる・作成できる
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ちょいトレFXのストラテジーは、GMO証券のスタッフがプログラムしたプロ仕様のものが多いのが特徴です。会員専用のストラテジー広場から選べる仕組みになっています。

バックテスト機能も充実しているのもメリット。本格的に自動売買を始めたい方は満足できるでしょう。

選択型システムトレードのやり方

選択型システムトレードのやり方
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それでは、実際に上記でご紹介した3社の選択システムトレードのやり方をご紹介していきます。

「ミラートレーダー」のやり方

「ミラートレーダー」のやり方

「ミラートレーダー」を開始するには、「ミラートレーダー口座」または「ミラートレーダー・デモ口座」をまずは開設します。口座を開設したら、マイページにログインして「セントラルミラートレーダー/ログイン」のボタンからアクセスできます。

「ミラートレーダー」のやり方

①ストラテジーの画面に行く

①ストラテジーの画面に行く

トップページはダッシュボードになっています。ダッシュボードでは「口座情報」や「現在のポジション状況」「現在利用中のストラテジー・損益状況」などが確認できます。ダッシュボード画面の上部にあるメニュー「ストラテジ」を選択してストラテジーの画面の行きます。

②シンプル検索かアドバンス検索を選択

②シンプル検索かアドバンス検索を選択

ストラテジーを選ぶにあたって、シンプル検索・アドバンス検索のどちらかを選択します。

シンプル検索

シンプル検索は、「おすすめ」「マーケットベース」「低リスク」「バランス型」「トレンド型」にてランキング表示される検索方法です。

どんな条件で探せばよいのかわからない方は、シンプル検索の「おすすめ」からトライしてみましょう。
アドバンス検索

アドバンス検索は、「期間」「通貨ペア」「T-Score」「取引回数」「最大ドローダウン」「勝率」「リスクリターン率」などでランキングが表示される検索方法です。

ある程度、探したいストラテジーが決まっている方はアドバンス検索にて条件に合ったものが探せます。

検索条件

どの条件で検索するかによって表示されるストラテジーが変わってきます。検索条件を決めて、ランキングから気になるストラテジーを探すことができます。複数の条件から検索して比較検討してみてもいいでしょう。

  • 「おすすめ」 → 長期的な成績重視、12か月以上/月6回以上の取引
  • 「マーケットベース」 → Tradency社独自の評価を基軸にしてある
  • 「低リスク型」 → 損益曲線が右肩上がりにあるストラテジー
  • 「バランス型」 → 収益とリスクのバランがとれたストラテジー
  • 「トレンド型」 → トレンド相場に強いストラテジー
  • 「期間」 → 短期・長期など取引期間から探す
  • 「通貨ペア」 → ストラテジーの通貨ペアから探す
  • 「T-Score」 → Tradency社の独自の評価による成績
  • 「取引回数」→ 指定した期間内での取引回数
  • 「リスクリターン率」 → リスクに対してどのくらいのリターンがあるのか
  • 「最大ドローダウン」 → 指定した期間内での損益の落ち込み幅
  • 「勝率」 → 取引期間中の勝ちトレードの割合
  • 「最大建玉」 → 最大で保有できるポジション数
  • 「プロフィットファクター」 → 損益に対する利益の割合
  • 「pips」 → 損益をpips単位で検索する

など、ミラートレーダーでは実に細かく条件を設定して探すことが可能なのです。

③ヘッジファンドストラテジーを検索してみる

世界のヘッジファンドが作成したストラテジーがアドバンス検索にて探せます。

③ヘッジファンドストラテジーを検索してみる

アドバンス検索を選択して、検索欄に「HF」と入力して検索します。そうすると「HF-ストラテジー名」のリストが表示されます。ヘッジファンドストラテジーは冒頭に「HF」と表示されています。

④ストラテジーの詳細を確認する

気になるストラテジーがあった時は、ストラテジー名をクリックすると成績などの詳細が確認できます。

④ストラテジーの詳細を確認する

ミラートレーダーではストラテジーの詳細画面のことを「ストラテジーカード」といいます。

バックテスト

バックテストとは、過去の取引期間を指定して損益状況を確認する方法です。システムトレードのシュミレーションとして使われています。

⑤利用したいストラテジーはポートフォリオに追加

⑤利用したいストラテジーはポートフォリオに追加

利用したいストラテジーは右端にある「追加」ボタンを押すと、取引量を入力する画面が出てきます。取引量を入力して「ストラテジを追加する」ボタンを押すと、「ポートフォリオ」に保存されます。

ポートフォリオの確認方法
ポートフォリオの確認方法

ポートフォリオに保存したストラテジーは「口座管理」の「ポートフォリオ」から確認できます。

⑥ストラテジーを起動させる

ポートフォリオに保存した段階ではまだシステムトレードは起動していません。起動させたい時は、ポートフォリオからストラテジーの右端にある「有効/無効」ボタンを「有効」に切り替えます。

⑥ストラテジーを起動させる

緑色のチェックが入っている状態が「有効/ON」で、無効にするとボタンがグレーに変わります。

ストラテジーを有効にしたらシステムトレードが開始されます。

⑦運用状況を確認する

自動売買は確かに放置状態でも利益が得られますが、完全に100%放置するのは危険です。その時の市場動向によってはストラテジーが上手く稼働しない可能性もあります。定期的に運用状況を確認して、停止・変更を検討する必要があります。

運用状況はダッシュボードから確認できます。

⑧システムトレードを停止・変更する

システムトレードを停止したい時は、「ポートフォリオ」の画面に行って、停止したいストラテジーを「無効」に切り替えます。

システムトレードを変更したい時は、停止したいストラテジーを「無効」にして利用したいストラテジーを「有効」にすることでストラテジが入れ替わります。

停止しただけでは決済されない
「無効」に切り替えたとしても、ポジションを保有中場合は決済されませんので注意して下さい。

ここでいう「無効」とは新規注文は行わないという意味です。例えば急激な為替変動などで、損益が拡大し即決済したい時には手動で決済できます。

手動で決済する方法

手動で決済したい時は、メニュー「口座管理」から「建玉照会」の画面からできます。

手動で決済する方法
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以上が「ミラートレーダー」のやり方です。用語に慣れるまでは若干戸惑うこともあるでしょうが、高度なストラテジーが多彩なリストから選べることが大きなメリットです。

「ミラートレーダー」ではリスク分散のため、複数のストラテジーの利用を推奨しています。最初は1つずつ始めて、慣れてきたら複数の運用にチャレンジしてみましょう!

「みんなのシストレ」のやり方

「みんなのシストレ」のやり方

みんなのシストレを利用するためには、まずはトレーダーズ証券の「みんなのFX口座」を開設する必要があります。「みんなのFX口座」から「みんなのシストレ」にログインできるようになります。

最初に「みんなのFX」の会員サイトにログインします。会員サイトのトップメニューから「シストレ」を選択すると「シストレ」の取引画面が表示されます。

「みんなのシストレ」のやり方

①ランキング情報をチェック

①ランキング情報をチェック

シストレ画面に行くと、トップページにランキング情報が掲載されています。ランキングは「1か月」「3か月」「6か月」「1年」の期間から検索することができます。

短期でトレードしたい方は「1か月」「3か月」、中長期でトレードしたい方は「6か月」「1年」のリストを参考にするといいでしょう。

ランキングリストから確認できる項目は、

  • 収益率 → 1Lotあたりでどれくらいの利益を出しているか
  • 合計損益 → 1Lotあたりの利益・損益額
  • 推定証拠金 → 取引に必要な証拠金
  • 取引回数 → 期間ごとの取引数
  • PF(プロフィットファクター) → 損益に対して利益がどれくらいの割合かを表したもの
  • セレクター/フォロワー → 利用している人の数/保存している人の数
シストレではフォロワーとは、そのストラテジーを保存している人のことを指しています。セレクターとは、そのストラテジーを起動させている人のことを指しています。フォロワー数・セレクター数を参考にするのも1つの方法です。

②検索条件を設定する

②検索条件を設定する

ランキングの検索条件は、

  • ストラテジー → 作成者を個人・法人・AIから選択
  • 称号 → ストラテジーのキーワード「高収益」または「人気」
  • ランキング種類 → 「全て」「収益率」「合計損益」「取引回数」「PF(プロフィットファクター)」「フォロワー」「セレクター」
  • 取引スタイル → 「全て」「デイトレ」「スイング」「中長期」

などが選択できます。

よくわからない時は、ランキングの期間だけを選んで「高収益」「人気」ランキングから選んでみるのがおすすめです。
詳細検索を使う
詳細検索を使う

「詳細検索」ボタンをクリックすると、通貨ペア、収益率、損益額など細かい検索条件が設定できます。

③気になるストラテジーの詳細を確認する

気になるストラテジーの「アイコン」または「ストラテジー名」をクリックすると成績などの詳細が表示されます。

③気になるストラテジーの詳細を確認する

ストラテジー名の横にある、投資情報をクリックするとトレード戦略や注文方法など得意な手法が確認できます。

③気になるストラテジーの詳細を確認する

確認できる情報は、

  • 投資手法 → トレード戦略、得意な投資手法など
  • 損益グラフ → 実現損益(実際に得た利益)、評価損益(含み益)
  • 合計損益 → 1Lotあたりのトータルの損益
  • 推奨証拠金 → 取引に必要な証拠金
  • 取引回数 → 表示期間における取引回数
  • 勝率 → 価値トレードの割合
  • 最大損失率 → 1回の取引での最大損失額

などです。

ページの一番下にある「取引履歴」から過去の取引履歴を見ることも可能です。

シュミレーションすることもできる

シュミレーション機能を使って、過去の一定期間内での損益状況を見て参考にすることもできます。「取引設定」メニューからシュミレーション画面にアクセスできます。

④ストラテジーをフォローして保存

詳細を確認して、利用してみたいストラテジーが見つかったら「フォロー」すると、「フォローリスト」に保存されます。気になるストラテジーは「フォローリスト」に保存しておけば、いつでも起動させることが可能です。

④ストラテジーをフォローして保存

⑤ストラテジーをセレクトして自動売買スタート

ストラテジーを起動させたい時は、フォローリストから起動したいストラテジーの「セレクト」ボタンをクリックします。設定画面が表示されますので、投資金額・取引数量・リスクコントロール(損切り金額)を設定します。

「セレクト」画面にて設定した内容を確認して「設定」のボタンを押すとシステムトレードが開始されます。

⑥運用状況を確認する

システムトレードを開始したら、後は時々運用状況をチェックしながら利益が出るのを待つだけです。

運用状況は定期的に確認しないと、知らないうちに大きな損失が出る可能性もあるので注意して下さい。

運用中のストラテジーは、シストレ画面の右側に表示されます。取引中のストラテジー名をクリックすると運用状況が確認できます。

⑦停止・変更する方法

システムトレードを停止したい時は、セレクトリストから停止したいストラテジーを選択して「セレクト解除」するとトレードを停止します。

その他のストラテジーに変更したい時は、利用したいストラテジーを「セレクト」すると新たなストラテジーで始めることができます。

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シンプルな画面と簡単操作でシステムトレードが開始できることが「みんなのシストレ」の魅力です。「みんなのシストレ」は、おすすめのストラテジー情報がたくさん公開されていることもメリット。

どんなストラテジーが人気があるのかネットで調べてみてもいいでしょう。

「ちょいトレFX」のやり方

「ちょいトレFX」のやり方

「ちょいトレFX」はFXプライムbyGMOのFX口座「選べる外貨」で口座開設すると利用できるシステムトレードです。最初に「選べる外貨」の口座開設をします。ID・パスワードを使って会員サイトにログインして「ちょいトレFX」にアクセスできます。

会員サイトのトップメニューから「ちょいトレFX」をクリックすると、「ちょいトレFX」の利用同意画面が出てきます。資金を総合口座となる「選べる外貨」から移行してシステムトレードが開始できます。

「ちょいトレFX」のやり方

①会員サイトから取引画面にアクセスする

①会員サイトから取引画面にアクセスする

会員サイトのトップ画面にある「ちょいトレFXの取引画面はこちら」をクリックして、取引画面を起動させます。

①会員サイトから取引画面にアクセスする

そうすると、「ちょいトレFX」の画面が表示されます。

「ちょいトレFX」のシステムトレードの仕組み
「ちょいトレFX」のシステムトレードの仕組み

「ちょいトレFX」は2つの機能があります。

  • ストラテジーを作る
  • ストラテジーを選ぶ(ストラテジー広場)

選択型でシステムトレードを始める場合は、「ちょいトレFX」の「ストラテジー広場からストラテジーを選ぶ」を選択してページに進みます。

ストラテジー広場とは
ストラテジー広場とは、システムトレードのリストが掲載されている会員専用のサイトです。

②メニューから「ストラテジー広場へ」を選択する

②メニューから「ストラテジー広場へ」を選択する

メニュー「ストラテジーを作る・選ぶ」をクリックして、「ストラテジー広場へ」を選択します。

③ストラテジーリストが表示される

③ストラテジーリストが表示される

「ストラテジー広場」が表示されたら、リストからストラテジーを探すことができます。

ストラテジーを検索する方法
ストラテジーを検索する方法

ストラテジーを検索する方法は、

  • 通貨ペア
  • 取引スタイル

から検索条件を選択して「検索」ボタンを押します。

④ストラテジーの詳細を確認する

気になるストラテジーは、ストラテジー名をクリックすると、トレード戦略やテクニカル指標の解説が見れます。

「実績損益」「取引回数」「勝率」「プロフィットファクター」「最大ドローダウン」など各項目をクリックすると成績などの詳細が確認できます。

⑤ストラテジーを保存する

利用したいストラテジーは「保存する」をクリックしておけば、「Myストラテジー」に保存されます。バックテスト機能を使って運用をシュミレーションすることも可能です。

Myストラテジーはトップメニューから選択してアクセスできます。

⑥ストラテジーを運用開始する

⑥ストラテジーを運用開始する

ストラテジーを運用開始したい時は「運用開始」ボタンをクリックします。確認画面が表示されますので、内容を確認して「開始する」を選択すると、システムトレードがスタートします。

運用を開始しているストラテジーは画面の右上に「ストラテジー稼働中」の緑色のマークが表示されます。

⑦ストラテジーの運用状況を確認する

⑦ストラテジーの運用状況を確認する

ストラテジーの運用状況は「ちょいトレFX」のトップ画面、または「マイページ」のトップ画面から確認できます。

⑧ストラテジーを停止・変更する

急激な相場変動や、損失の拡大などでストラテジーを停止したい時はポジション欄の一番右端にある「手動決済」をクリックすると、即決済してポジションが削除されます。

新たにストラテジーを利用したい場合は「Myストラテジー」から利用したいストラテジーを運用開始できます。

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「ちょいトレFX」では、高度なテクニカル分析を応用したストラテジーが多いことが特徴です。プログラミングなしでも入力設定でオリジナルを作成することも可能です。

テクニカル分析に力を入れたい方や、将来的には自分で自動売買を作成したい方は大いに満足できるシステムトレード口座だといえます。

「選択型システムトレード」の攻略法!

「選択型システムトレード」の攻略法!
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それでは、最後に選択型システムトレードで勝つための攻略法をご紹介しておきたいと思います。

攻略法1.選択型システムトレードの用語を覚えよう!

システムトレードで、まず抑えておきたいのはいくつか聞きなれない専門用語を覚えることです。最初は初めて聞く用語でわかりづらいかもしれませんが、使っているうちに慣れてきますので大丈夫です。

よく出てくる用語をいくつか見ておきましょう。

用語 意味
ストラテジー システムトレードの自動売買プログラムのこと
実績損益・累積損益 一定期間における合計損益額のこと(pipsで表示されることが多い)
総利益・純利益 一定期間における利益の合計(pips表示)
総損失・純損失 一定期間における損失の合計(pips表示)
勝率 買ちトレードの回数
総取引回数 一定期間における「新規注文~決済」の回数
平均損益 1取引あたりの平均損益(pips表示)
平均損失 1取引あたりの平均損失(pips表示)
最大ドローダウン 一定期間における損失額の最大値(pips表示)
PF/プロフィットファクター 総利益が総損失の何倍かを表した数値

pipsとは

システムトレードでは一般的に利益や損失などはpips数で表示されます。おそらくpipsとは何なのか疑問に思う方は多いでしょう。

pipsとは全通貨に共通する金額の単位のことです。pipsを金額に換算する方法は2パターンあります。

円の通貨ペア

ドル円/100.01 → 小数点から2ケタ目の数字がpips

1通貨あたりで0.01円が1pipsとなります。

1000通貨で1pipsの値動きがあったとすれば、「1000通貨 × 0.01円 = 10円」の利益が出たことになります。

円以外の通貨ペア

ユーロドル/1.7001ドル → 小数点から4ケタ目の数字がpips

1通貨あたりで0.0001ドルが1pipsです。

1000通貨で1pipsの値動きがあったとすれば、「1000通貨 × 0.0001ドル = 0.1ドル」の利益が出たことになります。

攻略法2.勝てるストラテジーを選ぶ!

数あるストラテジーの中から勝てるストラテジーを選ぶためには、最重視すべき項目があります。

  • 損益グラフが右肩上がり!
  • 最大ドローダウンが比較的に小さい!
  • 平均利益が平均損失よりも大きい!
  • 最大利益が最大損失よりも大きい!
  • PFが最低でも1.3以上!
PFを見るポイント

プロフィットファクターを見るポイントは、1.0で損益と利益がイコールということです。少なくとも利益を期待するためには1.3以上であることが望ましいといえます。成績上位にランクインするストラテジーには2.0を超えるものもあります。

攻略法3.定期的に運用状況をチェック!

自動売買は放置しておけることが魅力の1つとなっていますが、プログラムが取引するためファンダメンタルが考慮できないというデメリットがあります。何か重大なニュースがあった時には不利です。

市場動向によってはこれまで勝てていたストラテジーでも上手くマッチしないことも考えられます。

半分は放置しておけますが、定期的に運用状況はチェックして継続すべきか停止すべきか検討することが大切です。

攻略法4.損失が気になり始めたら迷わす停止!

ストラテジーを運用し始めたけれど、思うように利益が出せていない場合はこまめにチェックして様子を見るようにします。

もし、損失額が縮小しているようであれば、しばらく継続してみます。もし、損失が大きくなっていたら始めたら迷わず停止しましょう。時には、自動売買でも損切りが必要です。

手動で決済が必要なものもある

自動売買を停止しただけでは、ポジション保有中の場合そのまま損失が拡大する恐れがあります。手動にて決済することが可能ですので、必ず手動で決済してポジションを削除するようにして下さい。

攻略法5.複数のストラテジーを使ってみる!

自動売買に慣れてきたら、資金に余裕がある方は複数のストラテジーでリスクを分散するのがおすすめです。

1つのストラテジーで損失が出ていたとしても、もう1つのストラテジーで利益が出ていて損失分が補える場合が結構あります。1つだけのストラテジーに依存してしまうと損失リスクが高くなってしまいます。通貨ペアやトレード手法など異なるタイプのストラテジーを組み合わせることが複数運用のコツです。

複数のストラテジーを運用していれば、最低でも1つのポジションでは利益が出せる可能性が高くなります。

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以下の記事では、リピート型自動売買について詳しく解説しています。リピ―ト型も選択するだけで利用できるものが多いので、比較的に簡単に始めることができます。合わせて参考にしてみて下さい。

まとめ

まとめ

今回は、選択型システムトレードの特徴・メリットデメリット、選択型の種類やおすすめ業者、やり方・攻略法などを徹底的に解説していきました。

選択型システムトレードをこれから始めるなら、上記3つのシステムトレードがとくにおすすめです。まずは選択型の定番を試してみたい方は「ミラートレーダー」、シンプルな仕組みのものを使いたい方は「みんなのシストレ」、ちょっと裁量トレードでも自信がある方は「ちょいトレFX」を使ってみるとよいでしょう。

選ぶだけで簡単に上級・プロレベルのFXトレードが始められることが選択型の最大のメリットです。必ず勝てるという保証はないものの、実際に稼いでいる方はたくさんいます。

ただし、自動売買でもロスカットに合ったり大きな損失が出たりするリスクがあります。早めに停止・損切りを決断することが大切です。

そのストラテジーが上手く稼働しなかった場合は、いくらでも他に優秀なストラテジーを選ぶことが可能です。

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ストラテジー選びに試行錯誤することで、FXトレードや相場分析を勉強するきっかけになります。自動売買を上手に活かすためにも、裁量トレードのやり方もしっかりと学びながら効率よく選択型システムトレードを活用していきましょう!

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