FXトレードを検討しているFX初心者の方はこのような疑問を持つ方も少なくないでしょう。今回は「FXのスプレッド」について解説します。
FXのスプレッドとは?
スプレッドとは?
FXにおけるスプレッドとは?
「買値(買う時の価格)」と「売値(売る時の価格)」の差
の両方の意味があります。
FX会社は取引画面を見てみると
米ドル/円
BID/売:109.924円
ASK/買:109.927円
というように「買値(ASK)」と「売値(BID)」に差があることがわかります。
FX会社は米ドルを安く買って、高く売って、その差で儲けているのです。
「BID/売」
- 投資家から見て売る時の価格
- FX会社から見て買う時の価格
「ASK/買」
- 投資家から見て買う時の価格
- FX会社から見て売る時の価格
FX会社から見て売る時の価格「ASK/買」が高ければ
安く買って、高く売ることでFX会社は利益を出すことができるのです。
ちなみに、「買値」と「売値」の2つの価格が表示される方式のことを「2WAYプライス」と呼びます。
その通りです。
なのです。
良くニュースで
「現在の東京外国為替市場のドル/円は108円45銭から108円50銭の間で取引されています。」
というようなアナウンスがありますが、この時の
108円45銭 = 「BID/売」
108円50銭 = 「ASK/買」
を意味しているのです。
FX会社はどうやってスプレッドを決めているの?
- スプレッドを狭くすればするほど、FX会社の利益は出ない
- スプレッドを広くすればするほど、顧客は減ってしまう
という相反する2つの要素の中で、FX会社はスプレッドを決めています。
人気のあるFX会社の場合は
- 米ドル/円 スプレッド0.3銭
というのが相場となっています。
これ以上狭くするとFX会社がやっていけないが、企業間の競争の中で、徐々にスプレッドが狭くなって、2017年現在は「スプレッド0.3銭」が一番狭いスプレッドになっているのです。
FXが導入されていた当時はスプレッドが「何十銭」というの珍しくありませんでした。
また、外貨預金などでは今でも銀行は「50銭~100銭」のスプレッドを取っています。
FX会社は、かなり良心的な価格まで手数料を下げてきたのです。
スプレッドは変動する性質がある
流動性によって変動する
スプレッドを決めるのはFX会社ですが
米ドル/円
BID/売:109.924円
ASK/買:109.927円
と決めても、「売りたい人」や「買いたい人」が少ない場合には、「買い注文」と「売り注文」の価格差が大きくなってしまうのです。
流動性が高い状態(取引が活発な時)
流動性が低い状態(取引が閑散としている時)
流動性が低くなるときというのは
- 日本時間の朝5時~8時
- 月曜日の朝
- ゴールデンウイーク、お盆、年末年始
などです。
- また、人気のない通貨ペアも、流動性が低くなります。
「ドル」「ユーロ」「豪ドル」「英ポンド」などは人気の高い通貨なので、この通貨が絡む通貨ペアであれば、常に一定レベルの流動性があります。しかし、「NZドル」「カナダドル」「スイスフラン」などはマイナー通貨なので、流動性は低くなり、スプレッドは広がりやすいのです。
通貨ペアごとのスプレッドを見ても、人気の高い通貨の方が狭いスプレッドが適用されていることがわかります。
急激なレート変動時にスプレッドも変動する
また、急激な為替レートの変動時にもスプレッドは広がる傾向にあります。
- 経済的な事件(リーマンショック、英国EU離脱)
- 戦争やテロ(9.11)
- 天災(東日本大震災)
- 経済指標発表時
・・・
など、為替レートが急激に変動するタイミングでは
一気に「買い」か?「売り」か?、どちらかに偏った注文が入ることになります。
と慌てて、ドル売りが殺到するような事態になるのです。
DMM FXの場合
「原則固定」ではあるのですが【例外あり】と記載されています。
備考欄には
※上記スプレッドは固定されたスプレッドではありません。リーマンショックや東日本大震災のような突発的な事象が発生した場合や、市場の流動性が低下している場合(月曜日の午前7時~午前8時頃、夏時間の午前6時前後(冬時間の午前7時前後)、年末年始、クリスマス時期など)、経済指標の発表前後の時間帯等(経済指標カレンダーはこちら)においては、スプレッドが拡大する場合があります。また、当社がカバー先等から受信するレートのスプレッドが拡大した場合は、お客様に配信する外国為替レートのスプレッドも拡大します。なお、その上限は一定値に限定されません。
と書かれていて
「上記スプレッドは固定されたスプレッドではありません。」
FX会社を比較する上でのスプレッドの重要性
少しでもスプレッドの狭いFX会社を選ぶべき
「スプレッドってどのくらいの取引コストなのか?」計算してみます。
米ドル/円のスプレッドが0.3銭の場合
取引コストは
ということになります。
と思うかもしれませんが、
1日5回ポジションを持つデイトレーダーの場合
米ドル/円のスプレッド0.3銭のFX会社A社
- 20日/月の取引 × 12ヶ月 × 5回/日 × 30円 = 36,000円
米ドル/円のスプレッド0.5銭のFX会社B社
- 20日/月の取引 × 12ヶ月 × 5回/日 × 50円 = 50,000円
米ドル/円のスプレッド1.0銭のFX会社C社
- 20日/月の取引 × 12ヶ月 × 5回/日 × 10円 = 100,000円
年間の取引回数が大きくなる
- デイトレード
- スキャルピングトレード
をトレードスタイルにしている投資家ほど、スプレッドの0.1銭の差が年間の取引コストでは数万円の差になってしまうのです。
原則固定の罠に騙されない!
前述した通りで
- 米ドル/円のスプレッド0.3銭のFX会社A社
- 米ドル/円のスプレッド0.5銭のFX会社B社
- 米ドル/円のスプレッド1.0銭のFX会社C社
の3社で「固定スプレッド」であれば、「どのFX会社が一番取引コストが安いのか?」比較するのは簡単です。
しかし、日本のFX会社はほとんどが「原則固定」ですので、前述した通りで「固定スプレッド」ではないのです。
相場の急変動時や流動性が低いタイミングでのスプレッドの広がりには、FX会社の間で違いがあります。
- 米ドル/円のスプレッド0.3銭のFX会社A社 → 指標発表時に2.0銭まで広がることが多い
- 米ドル/円のスプレッド1.0銭のFX会社C社 → 指標発表時でもほとんどスプレッドは広がらない
であれば、一概に「FX会社A社」が取引コストの安いFX会社と言いきれなくなってしまうのです。
指標発表トレードだけを行う投資家であれば、「FX会社C社」を選んだ方が取引コストが安くなるのです。
FX会社のスプレッドを比較するときには
を示す「配信率」もチェックする必要があるということになります。
配信率とは
です。
DMM FX 過去の配信率
米ドル/円 スプレッド0.3銭 配信率98.35%以上
となっているのですから
- 0.3銭でレートが提示された割合が98.35%
- 0.3銭以外でレートが提示された割合が1.65%
ということになります。
FX会社のスプレッドを比較する場合には
- 「スプレッドが狭いこと」
- 「配信率が高いこと」
の両方を満たす必要があるのです。
FX会社のスプレッド比較
人気ランキング | FX会社名 | 口座名 | 売買手数料(1万通貨・片道) | 往復総コスト(米ドル/円1万通貨取引時の最低コスト) | スプレッド・米ドル/円 | スプレッド・ユーロ/円 | スプレッド・英ポンド/円 | スプレッド・豪ドル/円 | スプレッド・NZドル/円 | スプレッド・ユーロ/米ドル | 通貨ペア総数 | 米ドル/円など基本7通貨ペア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 外為どっとコム/外貨ネクストネオ | 外貨ネクストネオ | 無料(1,000通貨単位も無料) | 10円 | 0.1銭 原則固定(例外あり) (12-24時) | 0.3銭 原則固定(例外あり) | 0.8銭 原則固定(例外あり) | 0.6銭 原則固定(例外あり) | 0.9銭 原則固定(例外あり) | 0.3pips 原則固定(例外あり) | 30ペア | ◎ |
2位 | ヒロセ通商/LION FX | LION FX | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.4pips 原則固定 | 50ペア | ◎ |
3位 | DMM.com証券/DMM FX | DMM FX | 無料 | 20円 | 0.2銭 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | 1.2銭 原則固定 | 0.4pips 原則固定 | 20ペア | ◎ |
4位 | YJFX!/外貨ex | 外貨ex | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | 1.2銭 原則固定 | 0.4pips 原則固定 | 24ペア | ◎ |
5位 | GMOクリック証券/FXネオ | FXネオ | 無料 | 20円 | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 0.4pips | 20ペア | ◎ |
6位 | SBI FXトレード | - | 無料(1通貨単位も無料) | 17円 | 0.17~0.27銭(ただし、取引数量によって変化) | 0.49銭(ただし、取引数量によって変化) | 0.99銭(ただし、取引数量によって変化) | 0.69銭(ただし、取引数量によって変化) | 1.19銭(ただし、取引数量によって変化) | 0.38~ 0.63pips(ただし、取引数量によって変化) | 34ペア | ◎ |
7位 | インヴァスト証券/シストレ24 | シストレ24 | 無料(1,000通貨単位も無料) | - | - | - | - | - | - | - | 27ペア | ◎ |
8位 | 外為オンライン/外為オンラインFX | 外為オンラインFX | 無料(1,000通貨単位も無料)(※注文方法によっては有料だが、9/30までキャンペーンで新規口座開設日から90日間無料、口座保有者は決済手数料無料) | 100円 | 1.0銭 原則固定 | 2.0銭 原則固定 | 4.0銭 原則固定 | 3.0銭 原則固定 | 6.0銭 原則固定 | 1.0pips 原則固定 | 26ペア | ◎ |
9位 | マネーパートナーズ/パートナーズFX nano | パートナーズFX nano | 無料(100通貨単位も無料) | 40円 | 0.4銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | - | 0.9銭 原則固定 | 1.8銭 原則固定 | 0.8pips 原則固定 | 18ペア | ◎ |
10位 | JFX/MATRIX TRADER | MATRIX TRADER | 無料(1,000通貨単位も無料) | 30円 | 0.3銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.4pips 原則固定 | 26ペア | ◎ |
11位 | インヴァスト証券/トライオートFX | トライオートFX | 無料(1,000通貨単位も無料) | 30円※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 0.3銭 原則固定※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 0.5銭 原則固定※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 1.0銭 原則固定※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 0.6銭 原則固定※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 1.7銭 原則固定※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 0.3pips 原則固定※自動売買注文の場合は別途マークアップ手数料がかかる | 17ペア | ◎ |
12位 | FXプライム byGMO/選べる外貨 | 選べる外貨 | 無料(1,000通貨単位は30円) | 30円 | 0.3銭 原則固定(例外あり)(ただし、取引数量によって変化) | 0.6銭 原則固定(例外あり) | 1.1銭 原則固定(例外あり) | 0.9銭 原則固定(例外あり) | 1.6銭 原則固定(例外あり) | 0.6pips 原則固定(例外あり) | 20ペア | ◎ |
13位 | FXブロードネット/ブロードコース | ブロードコース | 無料(※注文方法によっては有料だが、新規口座開設日から90日間無料、9/30まで口座保有者は決済手数料無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.6銭 原則固定 | 1.3銭 原則固定 | 0.5pips 原則固定 | 24ペア | ◎ |
14位 | 楽天証券/楽天MT4 | 楽天MT4 | 無料(1,000通貨単位も無料) | 50円 | 0.5銭 原則固定 | 1.1銭 原則固定 | 2.0銭 原則固定 | 1.2銭 原則固定 | 2.8銭 原則固定 | 0.6pips 原則固定 | 22ペア | ◎ |
15位 | マネーパートナーズ/パートナーズFX | パートナーズFX | 無料 | 30円 | 0.3銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | - | 0.6銭 原則固定 | 1.2銭 原則固定 | 0.3pips 原則固定 | 20ペア | ◎ |
16位 | 外為ジャパンFX | - | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | - | 0.4pips 原則固定 | 15ペア | ◎ |
17位 | ゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)/FXTF MT4 | FXTF MT4 | 無料(1,000通貨単位も無料) | 10円 | 0.1銭 原則固定 | 0.3銭 原則固定 | 0.6銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.2pips 原則固定 | 30ペア | ◎ |
18位 | トレイダーズ証券/みんなのFX | みんなのFX | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 0.8銭 原則固定 | 0.6銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.3pips 原則固定 | 27ペア | ◎ |
20位 | IG証券/標準 | 標準 | 無料 | - | - | - | - | - | - | - | 100ペア | ◎ |
21位 | 外為オンライン(くりっく365) | - | 無料(※注文方法によっては有料だが、9/30までキャンペーンで新規口座開設日から90日間無料、口座保有者は決済手数料無料) | - | - | - | - | - | - | - | 25ペア | ◎ |
22位 | サクソバンク証券/スタンダードコース | スタンダードコース | 無料(1,000通貨単位も無料) | - | - | - | - | - | - | - | 158ペア | ◎ |
23位 | セントラル短資FX/セントラルミラートレーダー | セントラルミラートレーダー | 無料(1,000通貨単位も無料) | - | - | - | - | - | - | - | 22ペア | ◎ |
24位 | FXプライム byGMO/ちょいトレFX | ちょいトレFX | 無料(1,000通貨単位も無料) | - | - | - | - | - | - | - | 14ペア | ◎ |
25位 | 岡三オンライン証券(くりっく365) | - | 無料 | - | - | - | - | - | - | - | 25ペア | ◎ |
26位 | ライブスター証券/ライブスターFX | ライブスターFX | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
27位 | トレイダーズ証券/みんなのシストレ | みんなのシストレ | 無料(1,000通貨単位も無料) | 190円 | 1.9銭 原則固定 | - | - | 2.5銭 原則固定 | 3.0銭 原則固定 | - | 27ペア | ◎ |
19位 | アイネット証券/アイネットFX | アイネットFX | 無料 | 70円 | 0.7~1.8銭 | 1.4~2.0銭 | 2.0~5.2銭 | 1.5~4.0銭 | 2.0~6.5銭 | 0.7~ 1.5pips | 24ペア | ◎ |
28位 | GMOクリック証券(くりっく365) | - | 無料 | - | - | - | - | - | - | - | 25ペア | ◎ |
29位 | 岡三オンライン証券/岡三アクティブFX | 岡三アクティブFX | 無料(1,000通貨単位も無料) | 40円 | 0.4銭 原則固定 | 0.9銭 原則固定 | 1.4銭 原則固定 | 0.9銭 原則固定 | 1.5銭 原則固定 | 0.7pips 原則固定 | 20ペア | ◎ |
33位 | マネースクエア/マネースクエアFX | マネースクエアFX | 無料(1,000通貨単位も無料) | - | - | - | - | - | - | - | 13ペア | ○(スイスフラン/円を除く) |
34位 | FXブロードネット/ブロードライトコース | ブロードライトコース | 無料(1,000通貨単位も無料)(※注文方法によっては有料だが、新規口座開設日から90日間無料、9/30まで口座保有者は決済手数料無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.6銭 原則固定 | 1.3銭 原則固定 | 0.5pips 原則固定 | 24ペア | ◎ |
35位 | マネックス証券/FX PLUS | FX PLUS | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.3銭 原則固定 | 0.6銭 原則固定 | 1.5銭 原則固定 | 0.4pips 原則固定 | 16ペア | ◎ |
36位 | 楽天証券/楽天FX | 楽天FX | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.7銭 原則固定 | 3.9銭 原則固定 | 0.4pips 原則固定 | 26ペア | ◎ |
37位 | ひまわり証券/ループ・イフダン口座 | ループ・イフダン口座 | 無料(1,000通貨単位も無料) | 200円 | 2.0銭 原則固定 | 3.0銭 原則固定 | 5.0銭 原則固定 | 4.0銭 原則固定 | 7.0銭 原則固定 | 2.0pips 原則固定 | 24ペア | ◎ |
30位 | IG証券/大口 | 大口 | 無料 | - | - | - | - | - | 取扱なし | - | 7ペア | ○(NZドル/円を除く) |
31位 | ひまわり証券/レギュラー口座 | レギュラー口座 | 無料 | 100円 | 1.0銭 原則固定 | 3.0銭 原則固定 | 5.0銭 原則固定 | 4.0銭 原則固定 | 7.0銭 原則固定 | 2.0pips 原則固定 | 24ペア | ◎ |
32位 | セントラル短資FX/FXダイレクトプラス | FXダイレクトプラス | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 0.9銭 原則固定 | 0.5銭 原則固定 | 0.9銭 原則固定 | 0.3pips 原則固定 | 25ペア | ◎ |
38位 | アイネット証券/ループイフダン | ループイフダン | 無料(1,000通貨単位も無料) | 200円 | 2.0銭 原則固定 | 3.0銭 原則固定 | 5.0銭 原則固定 | 4.0銭 原則固定 | 6.0銭 原則固定 | 2.0pips 原則固定 | 24ペア | ◎ |
39位 | FXブロードネット(くりっく365)/シストレ365コース | シストレ365コース | 無料(利益が出た場合のみ売買益の20%の投資助言報酬が発生する) | - | - | - | - | - | - | 取扱なし | 7ペア | ◎ |
40位 | トレイダーズ証券/LIGHT FX | LIGHT FX | 無料(1,000通貨単位も無料) | 20円 | 0.2銭 原則固定 | 0.4銭 原則固定 | 0.9銭 原則固定 | 0.6銭 原則固定 | 1.0銭 原則固定 | 0.3pips 原則固定 | 27ペア | ◎ |
41位 | ゲインキャピタル・ジャパン/MetaTrader4 | MetaTrader4 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
42位 | FXブロードネット(くりっく365)/スタンダードコース | スタンダードコース | 無料 | - | - | - | - | - | - | - | 25ペア | ◎ |
43位 | ジャパンネット銀行/JNB-FX PLUS一般タイプ | JNB-FX PLUS一般タイプ | 無料(1,000通貨単位も無料) | - | - | - | - | - | - | - | 16ペア | ◎ |
44位 | フィリップ証券/フィリップFX ミニ口座 | フィリップFX ミニ口座 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
45位 | 新生銀行/新生銀行FX | 新生銀行FX | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
46位 | サクソバンク証券/アクティブトレーダーコース | アクティブトレーダーコース | 32円(1,000通貨単位は3円)(約定金額の0.003%・米ドル/円=106円で算出) | - | - | - | - | - | - | - | 53ペア | ◎ |
47位 | エキサイトワン/macaso | macaso | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
スプレッドの表示は「銭」と「pips(ピップス)」の違い
米ドル/円 → 銭
豪ドル/米ドル → pips
この違いはどこにあるのでしょうか?
pips(ピップス)とは
を言います。
例えば
ユーロ/豪ドル
BID/売:118.783AUD
ASK/買:118.787AUD
の場合は
BID/売:118.7「8」3AUD
ASK/買:118.7「8」7AUD
が最小単位ですので「pips」となります。
米ドル/円
BID/売:109.924円
ASK/買:109.927円
の場合も
BID/売:109.9「2」4円
ASK/買:109.9「2」7円
が最小単位の「pips」です。
本来、米ドル/円でも、「pips」で統一すればわかりやすいのですが、日本人であれば「円」の100分の1は「銭」という単位であることを知っているので、「○○/円」という通貨ペアのときだけ、「銭」を使っているのです。
米ドル/円
BID/売:109.924円
ASK/買:109.927円
のスプレッドは?
と聞かれた場合は
「スプレッドは0.3銭」と答えても
「スプレッドは0.3pips」と答えても
正解です。
ちなみにpipsは複数形ですので、本来は「1pips」のときは「1pip」が正しいのですが、手間を省いて日本のFX会社はすべて「pips」で統一しているところが多いようです。また、投資家は「ピップス」は言いにくいので「ピップ」ということが多いようです。
通貨ごとのpips換算
- 対「円」 : 1pip = 1銭
- 対「米ドル」 : 1pip = 0.0001ドル
- 対「ポンド」 : 1pip = 0.0001ポンド
- 対「豪ドル」 : 1pip = 0.0001豪ドル
- 対「NZドル」 : 1pip = 0.0001NZドル
- 対「スイスフラン」 : 1pip = 0.0001スイスフラン
まとめ
スプレッドとは
- 「買値」と「売値」の価格差のこと
であり、
- FX会社の手数料収入
でもあります。
スプレッドは変動する特徴があり
- 流動性が高い → スプレッドが狭まる
- 流動性が低い → スプレッドが広がる
- 急激な為替変動 → スプレッドが広がる
という関係となっています。
多くのFX会社は「原則固定スプレッド」を採用していますがあくまで「原則」ですので「例外」があり、流動性が低くなる、急激な為替変動がある場合にはスプレッドが広がる可能性がある「変動スプレッド」なのです。
FX会社をスプレッドで比較する場合には
- スプレッドの狭さ
- 配信率の高さ
両方を兼ね備えたFX会社を選ぶ必要があります。
ただし、配信率が高くても、一時的に大きく広がるFX会社もあるので注意が必要です。
「FXで買値と売値に差があるのはなぜ?」
・・・