フランス株価指数40(FRA40)投資の攻略法と買い方。CFD・ETF比較。おすすめの証券会社

欧州は、米国、英国、日本・中国などと並んで世界経済を左右する重要な国の1つです。海外の金融商品を取り扱う業者も最近では増えているようで、欧州の金融商品に投資がしたいと計画している方もいるでしょう。

欧州の金融商品を取引するなら、選択肢に入れておきたいのがフランス株価指数40です。

フランス株価指数40は、フランスを代表する株式銘柄で構成されていて、日本人でも馴染みのあるハイブランド企業が多いのが特徴です。株式にあまり詳しくない方でも楽しみながら取り組むことができます。

CFDならフランス株価指数40を扱う業者を探すことが可能です。

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今回は、フランス株価指数CFDの特徴や買い方攻略法などをわかりやすく解説していきます。ETFや投資信託との比較や、おすすめの証券会社もご紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

株価指数CFDとは

CFDでは、金や原油、日経225やS&P500など世界中の金融商品が取引できます。米国や欧州など海外の商品に投資ができるCFDの存在が気になっている方は多いですよね。

まずは、CFDとはどんな金融商品なのか最初に簡単に見ておきましょう。

CFDとは

CFDとは、差金決済取引と呼ばれているもので、実際に市場で取引されている商品ではなく特定の商品の売買価格をやり取りする取引方法となります。

差金決済は、証拠金取引とも呼ばれている商品のことで、証拠金として担保を入れることでレバレッジをかけて売買価格を取引する仕組みになっています。

FXと同じように、預け入れた証拠金とレバレッジにてCFD商品を売買していけます。「買い」「売り」とどちらからでもポジションを持つことが可能です。

FXも差金決済・証拠金取引の1つで、正確にはCFDに分類される金融商品なのです。

CFDの種類

海外の商品に投資がしたくても、なかなか国内では難しいのが現状。CFDなら、原油、金、銀、各国の株価指数など世界中の金融商品が取引できることが魅力となっています。

株価指数CFDとは

株価指数とは、日本・米国・欧州などの代表的な株式銘柄の平均値を表したもの。株価指数の売買価格を取引するのが株価指数CFDです。
国内で取り扱いがある株価指数CFDには、
  • 日経225
  • TOPIX
  • NYダウ30
  • S&P500
  • ヨーロッパ50
  • ドイツ30(40)
  • FTSE100

などがあります。

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CFDは実在する商品ではなく、売買価格をやり取りする取引方法と覚えておくとわかりやすいですよね。

GMOクリック証券ではCFD取引について詳しく解説していますので、こちらも合わせて参考にしてみて下さい。

フランス株価指数とは

フランス株価指数とは
フランス株価指数40とは、フランスを代表する株式40銘柄で構成された株価指数のことです。FRA40、CAC40とも呼ばれています。

フランスといえば、芸術・美術、ファッションをイメージさせる国です。モネやピカソ、イブサン・ローランにディオールと日本人だけでなく、世界中で憧れの的となっている国でもあります。

そんなフランスに投資できるのが、フランス株価指数です。日本人でもよく知っているハイブランド企業が名前を連ねているので、取り組みやすいやりがいのある株価指標だといえます。

フランス株価指数40の特徴

フランス株価指数40は、時価総額が上位100銘柄のうち上位40にランクインする株式銘柄にて構成されています。どんな銘柄があるのか見てみましょう。

銘柄 企業名 業種
AIR AIRBUS GROUP/エアバスグループ 航空・宇宙産業
OR L’OREAL/ロレアル 化学・化粧品
MC LVMH /ルイ・ヴィトン 小売り・ファッション
RMS HERMES INTERNATIONAL/エルメス 小売り・ファッション
ML Michelin/ミシェラン 工業用ゴム・タイヤ
KER Kering/ケリング 小売り・ファッション
EN Bouygues/ブイグ 建設・通信
RI Pernod Ricard/ペルノ・リカール アルコール飲料
CS Axa/アクサ 生命保険・損害保険
TTE TotalEnergies/トタルエナジー エネルギー
AIRP Air Liquide/エア・リキード エネルギー

フランス株価指数の銘柄はこちらから

日本人にも馴染みがあるファッションブランドのルイ・ヴィトン、エルメス、ケリング。タイヤメーカーのミシェラン、保険のアクサなど有名な企業が含まれています。

フランス株価指数40のエアバスグループ、ルイヴィトン、サフラン、トタルエナジーなどはヨーロッパ株価指数50を構成する銘柄でもあります。

ヨーロッパ株価指数の国別構成比率

ヨーロッパ株価指数50の構成比率を国別で見ると、

  1. フランス 35.8%
  2. ドイツ 32.4%
  3. オランダ 17.7%

となります。

ヨーロッパ株価指数50ではフランス株の比率が35.8%と最も高いことからも、今後の成長が期待できる株価指数なのです。

ヨーロッパ株価指数50について詳しく知りたい方はこちら

フランス株価指数CFDの買い方

フランス株指数CFDはどうやって始めればいいのか、買い方・始める手順は以下の流れで始めることができます。

  1. フランス株価指数が取引できる業者・証券会社を調べる
  2. 条件に合った業者・証券会社を選ぶ
  3. 総合口座(メイン口座)を開設する
  4. CFD口座を開設する
  5. 取引計画に合わせて資金を入金する
  6. 取引機会を待つ・見つける
  7. 最初のポジションを買う
  8. 利益が出たら決済して利確
CFDの取引ツール

基本的にFXを取引するツールを使って売買することができます。

CFDの注文方法

CFDの注文方法は、その業者が提供するFXと同じ機能が使えるのが一般的です。成行、指値・逆指値、トレール、IFD、OCOなど。「買い」と「売り」とどちらからでも入れます。

フランス株価指数を始める際の注意点

選ぶ業者によって、同じフランス株価指数CFDでも取引条件が異なります。

公式サイトでは確認できないケースもありますので、問い合わせなどで聞いておきましょう。

  • 最大レバレッジ → 10倍(レバレッジ規制にて一律)
  • 手数料 → 無料の場合が多い(かかる場合:150円~300円程度)
  • スプレッド → 2.0~7.0
  • スワップ → 先物CFDはなし、現物CFDはスワップがある
  • 配当金 → 保有期間に応じて配当金がもらえる場合がある
  • 取引単位 → 1単元、または0.01ロット~が平均的
株価指数CFDで注意するのが、スワップポイントです。ロングもショートもマイナスのスワップがつく場合があるので、必ず確認するようにして下さい。

フランス株価指数40 CFD・ETF比較

フランス株価指数40 CFD・ETF比較

フランス株価指数40は、今のところ国内では取引できる業者が少ないのが現状。そこで、検討したいのがETFや投資信託で投資する方法もあることです。

ただ、フランスのみに特化したETFや投資信託はやはり限られていて、ヨーロッパ関連のETFや投資信託が多くなります。

フランス株価指数のETF・投資信託

国内ETF・投資信託
投資信託の場合は上場していませんので、その銘柄を取り扱う金融機関・証券会社にて購入できます。
海外ETF
海外ETFの場合は、海外ETFの取り扱いがある証券会社のみで取引可能です。
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フランス株価指数のみに絞った銘柄はETF・投資信託でも少なくなります。それだけに、ある意味フランス株価指数CFDは貴重な存在だといえるのです。

CFD・ETF・投資信託 比較一覧

では、フランス株価指数40をCFD・ETF・投資信託とで諸条件を比較していきます。

CFD ETF 投資信託
取引業者 取り扱いが少ない 海外ETFのみ 取り扱いが少ない
取引時間 業者ごとに異なる 海外市場のオープン時間 金融機関の営業時間
ポジション ロング ショート ロング ショート(信用取引) 不可
レバレッジ 最大10倍 最大3.3倍(信用取引) 不可
取引単位 1単位~ 1株~ 少額から可能
手数料 無料の場合が多い 業者による
信託報酬がかかる
業者による
信託報酬がかかる
スプレッド 比較的に狭め 広め 広め
スワップ 現物はあり、先物はなし なし なし
配当金 配当金が出るケースもある 配当金がもらえる 配当金がもらえる
備考 国内で得られる情報が少ない 株式のように簡単に売買 取引価額が若干曖昧

フランス株価指数CFDのメリットデメリット

米国や中国の株式は一部の証券会社で取引できるものの、フランスの株式は国内では取り扱いがありません。CFDなら、かろうじて取り扱う業者がいくつかあります。手数料も無料で、しかもレバレッジをかけて取引できることがCFDの最大のメリットです。

フランス株価指数CFDのデメリットは、ショートの場合にマイナススワップがついたり、業者によってはロングでもショートでもマイナススワップがつく場合があることです。

ETF・投資信託のメリット・デメリット

ETF・投資信託の場合は保有することで配当金が狙えることや、ETFなら株式のように簡単に売買できることがメリット。

ただし、フランス株価指数のみに特化したETF・投資信託は今のところ2種類。選択肢がないことがデメリットだといえるでしょう。

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フランス株価指数に関しては、ETFや投資信託よりもCFDの方が取り扱う業者が探しやすいのでおすすめです。さらに最大10倍のレバレッジがかけれる点でもCFDの方が有利です。

フランス株価指数の攻略法

フランス株価指数の攻略法

ではここで、フランス株価指数40の攻略法をご紹介しておきましょう。

攻略法1.フランス株価指数40の上位銘柄を抑えておく!

フランス株価指数40を取引するなら、まずは上位銘柄を抑えておきましょう。上位にランクインする個別株の動向が、フランス株価指数40の相場を左右していきます。

マーケットキャピタルの上位10にランクインする銘柄は以下の通りです。

フランス株価指数40の上位銘柄(単位/BN=10億)
  1. LVMH → $367.19bn
  2. L’OREAL → $230.27bn
  3. Hermes → $148.44bn
  4. TotalEnergy → $132.32bn
  5. Airbus → $123.02bn
  6. Sanof → $101.38bn
  7. Schneider Electric → $94.74bn
  8. Kering → $89.99bn
  9. EssilorLuxottica → $84.31bn
  10. BNP Parbas → $83.84bn

上位銘柄ランキングはこちらから

短期トレーダーは、その日の個別銘柄の騰落率情報がIG証券のサイトから確認できます。

攻略法2.フランスの経済指標をチェックする!

フランスの経済指標もフランス株価指数40を取引するうえで重要な判断材料となります。

中でも株価に影響を与えがちな指標は、

  • GDP成長率
  • 金融政策
  • 失業率
  • 景況感指数
  • 製造業・サービスPMI指数
  • 消費者信頼感指数
  • コロナウイルスワクチン接種率

など。

とくにフランスの場合は内需が主要となるので消費・小売り関連の指数に注目です。

フランスの消費者信頼感指数
フランスの消費者信頼感指数

さらに、フランスだけでなくEUの経済指標もチェックするようにしましょう。

フランスの経済指標データはこちらから確認できます。

攻略法3.主要国の株価指数も見ておこう!

フランス株価指数40の動向は、世界の主要株価指数の動きからもヒントを得ることができます。

チェックしておきたい主要国の株価指数は、

  • NYダウ、S&P、ナスダック(米国株価指数)
  • FTSE100(英国株価指数)
  • 日経225(日経平均株価指数)
  • ハンセン指数(香港株価指数)
  • CSI300指数(上海株価指数)
  • DAX(ドイツ株価指数)
  • EU50(ヨーロッパ株価指数)

など。

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米国株価指数は、金融市場全体のモードを計る上でも重要となる指標なので要チェックです。EUの経済情勢やBrexitの影響を受けやすいのでEU関連のニュースも抑えておきたいですね。

フランス株価指数CFDおすすめの証券会社

それでは最後に、フランス株価指数CFDでおすすめの証券会社をご紹介します。

大手だから始めやすい「楽天証券」

大手だから始めやすい「楽天証券」
  • 株価指数CFDの最大レバレッジ10倍
  • 手数料無料
  • MT4でもトレードできる

楽天証券は、楽天IDがあれば簡単に口座開設ができて、誰でも知っている大手証券会社なので安心してCFD取引を始めることができます。手数料も無料、キャンペーンも豊富、国内・海外株式やETFなど投資商品が多いことも魅力です。

取引ツールは楽天証券の自社ツールかMT4が選択できます。外国の商品が多いのが特徴で、フランス株価指数以外の商品に興味がある方にもおすすめです。

CFD商品の数で選ぶなら「IG証券」

CFD商品の数で選ぶなら「IG証券」
  • 株価指数CFDの最大レバレッジ:10倍
  • 手数料無料
  • 17,000以上のCFD商品

CFD商品の数が圧倒的に多いのがIG証券です。IG証券は外資系の大手証券会社でロンドンに本社があり、日本にも支社を構えています。手数料も無料で、世界中のCFD商品が17,000以上取引できます。(株式など一部商品は手数料がかかります)

株価指数CFDは、フランス以外でもスイス、スペイン、イタリアなど他社では探せない商品が多いことが強みです。CFDメインで取引したい方に抜擢な証券会社です。

本格的な運用には「サクソバンク証券」

本格的な運用には「サクソバンク証券」
  • 株価指数CFDの最大レバレッジ:10倍
  • 手数料無料
  • 世界中の株価指数・株式が豊富

CFD商品だけでなく、世界中の外国株式の取り扱いが豊富なのがサクソバンク証券です。サクソバンク証券は、デンマークに本社を構える銀行系のオンライン証券でグローバルに展開している大手です。

FX、株式、CFD、ETFと国内・海外の商品が揃っているのが最大のメリット。世界15か所の取引所の株式12,000銘柄が取引できます。株価指数CFDも25種類と豊富です。本格的に海外商品に投資していきたい方向けです。

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以下の記事では、欧州で最も重要な指標だといわれているヨーロッパ株価指数50について解説しています。ぜひ、こちらも参考にして下さい。

まとめ

まとめ

フランスの株式なんて日本では取引できないと思っていた方は多いですよね。しかし、フランス株価指数40のCFDなら間接的ではありますが、フランスを代表する40の銘柄が取引できるのです。

フランス株価指数は、浮き沈みはあるものの長期的には堅調な右肩あがりで、ヨーロッパ株価指数に組み入れられている銘柄が多いのが特徴。今後も安定した成長が期待できる指標です。
teacher
構成銘柄にも、ルイヴィトンやロレアル、エルメスなど日本人でも馴染みのあるハイブランドが含まれていて、フランスならではの企業の動向を知る機会となります。欧州に投資をしたい方、フランスの企業に興味がある方には見逃せない商品ですよね。

ぜひ、今回の記事を参考にフランス株価指数40をCFDでチャレンジしてみて下さい!

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。