米国ウォールストリート株価指数30(US30)投資の攻略法と買い方。CFD・ETF比較。おすすめの証券会社

米国株価指数にはいくつか種類があって、最も重要な指標といわれているのがウォールストリート株価指数30です。ウォールストリート株価指数は、NYダウ、ダウ平均などとも呼ばれている指標で、経済ニュースなどでよく見聞きしますよね。

ウォールストリート株価指数30は、米国を代表する30銘柄で構成されていてその平均値を表したものです。世界をリードする数々の米国企業がある中、とくに優良な30銘柄が厳選されています。

CFDであればウォールストリート株価指数を取り扱う業者も比較的に多いので、初心者でも始めやすい株価指数です。
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今回は、ウォールストリート株価指数30について詳しくご紹介していきます。そもそもCFDとは何なのかも解説していきますので、ぜひ、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

株価指数CFDとは

株価指数CFDとは

まずは、そもそもCFDとはどのような金融商品なのでしょうか。

CFDとは

CFDとは、差金決済取引という取引方法で、実際に市場で取引されている商品ではなく特定の商品の売買価格をやり取りする取引方法となります。

差金決済は、証拠金取引とも呼ばれていて、証拠金として担保を入れることでレバレッジをかけて売買価格を取引する仕組みになっています。

FXと同じように、預け入れた証拠金とレバレッジにてCFD商品を売買していけます。「買い」「売り」とどちらからでもポジションを持つことが可能です。

FXも差金決済・証拠金取引の1つで、正確にはCFDに分類される金融商品なのです。

CFDのイメージ

海外の金融商品を取引したいと思っても、国内では業者や取引できる商品がごく限られているのが現状です。

CFDなら取り扱う業者が比較的に多くなり、原油、金、銀、株価指数など世界中の金融商品が取引できることが魅力となっています。

株価指数CFDとは

株価指数とは、日本・米国・欧州などの代表的な株式銘柄の平均値を表したもの。株価指数の売買価格を取引するのが株価指数CFDです。

国内で取り扱いがある株価指数CFDには、

  • 日経225
  • TOPIX
  • NYダウ30
  • ナスダック100
  • ヨーロッパ50
  • ドイツ30(40)
  • FTSE100

などがあります。

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CFDは実在する商品ではなく、売買価格をやり取りする取引方法と覚えておくとわかりやすいですよね。

GMOクリック証券ではCFD取引について詳しく解説していますので、こちらも合わせて参考にしてみて下さい。

米国ウォールストリート株価指数30とは

米国ウォールストリート株価指数30とは
ウォールストリート株価指数30とは、厳選された米国企業30銘柄の平均値を表した指標です。NYダウ、ダウ平均、US30、ダウ工業30など色々な名称で呼ばれています。経済ニュースなどで頻繁に登場する重要指標です。

ウォールストリート株価指数30は、WSJ/ウォールストリートジャーナルを出版しているダウ・ジョーンズ社によって銘柄の選定、算出が行われています。

ちなみに、ダウジョーンズ社を設立したのはダウ理論で有名なチャールズ・ダウです。

ウォールストリート株価指数30の特徴

ウォールストリート株価指数30は、米国の証券取引所であるNYSEとナスダック市場に上場する銘柄の中から、とくに優良な銘柄30で構成されています。

構成銘柄のほとんどが世界シェア率トップ。世界的に有名な企業ばかりなので、日本人にもわかりやすいことが特徴です。

銘柄 企業名 業種
AAPL Apple/アップル インターネット・通信機器
MSFT Microsoft Corporation/マイクロソフト インターネット・ソフトウェア
JPM JPMorgan Chase/JPモルガン・チェース 金融・銀行
GS Goldman Sachs/ゴールドマン・サックス 金融・投資銀行
V VISA/ビザ クレジットカード
AXP American Express/アメリカンエクスプレス クレジットカード
JNJ Jhonson&Jhonson/ジョンソン&ジョンソン 製薬・医療機器
BA The Boeing/ボーイング 航空宇宙機器
KO The Coca-Cola/コカコーラ 清涼飲料
MCD Mcdonald/マクドナルド ファーストフードチェーン
NKE NIKE/ナイキ スポーツ用品
DIS The Walt Disney/ウォルト・ディズニー エンターテイメント

ウォールストリート株価指数30の全銘柄はこちらから

PCやインターネットでお馴染みのAppleやマイクロソフト、投資家なら知っている方も多いJPモルガンにゴールドマン・サックス、そしてクレジットカードのVISAにマクドナルド、コカコーラなど、日本でも知名度が高い大手企業で構成されています。

普段の日常生活において親しみのある企業が多いので、米国株式のことがよくわからない初心者にも取り組みやすい指標なのです。

これらの優良株30銘柄にまとめて投資ができることが、ウォールストリート株価指数の最大の魅力なのです。

ウォールストリート株価指数30 10年間のチャート

ウォールストリート株価指数は米国を代表するトップ銘柄30で構成された最強の株価指数です。米国経済を計る指標として、最も重要視されている指標でもあるのです。

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堅調な右肩あがりを維持していて、5年間で価格は2倍以上、10年で見ると約3倍に値上がりしています。米国の株価指数なので安全性が高いうえに、今後も成長が期待できる手堅い投資だといえるのです。

ウォールストリート株価指数CFDの買い方

ウォールストリート株価指数は、株価指数CFDを扱う証券会社で取引できます。

取り扱いがある証券会社のCFD口座を開設すれば、最大レバレッジ10倍にて「買い」か「売り」かで始めることができます。

ウォールストリート株価指数CFDの買い方・始める手順は以下の流れになります。

  1. 取引できる業者・証券会社を調べる
  2. 条件に合った業者・証券会社を選ぶ
  3. 総合口座(メイン口座)を開設する
  4. CFD口座を開設する
  5. 取引計画に合わせて資金を入金する
  6. 取引機会を待つ・見つける
  7. 最初のポジションを買う
  8. 利益が出たら決済して利確
CFDの取引ツール

業者が提供する専用の取引ツールを使って売買することができます。クリック株365の場合はクリック株365の取引ツールにログインして利用

CFDの注文方法

CFDの注文方法は、その業者が提供するFXと同じ機能が使えるのが一般的です。成行、指値・逆指値、トレール、IFD、OCOなど。「買い」と「売り」とどちらからでも入れます。

株価指数CFDを始める際の注意点

選ぶ業者によって、同じ株価指数CFDでも取引条件が異なります。

公式サイトでは確認できないケースもありますので、問い合わせなどで聞いておきましょう。

  • 最大レバレッジ → 10倍(レバレッジ規制にて一律)
  • 手数料 → 無料の場合が多い(要確認)
  • スプレッド → 2.0~6.0
  • スワップ → 先物CFDはなし、現物CFDはスワップがある
  • 配当金 → 保有期間に応じて配当金がもらえる場合がある
  • 取引単位 → 1単元、または0.01ロット~が平均的
業者によっては、ポジションを保有するタイミングで価格調整額がスワップ以外でかかる場合がありますので必ず確認するようにして下さい。

ウォールストリート株価指数30 CFD・ETF比較

ウォールストリート株価指数30 CFD・ETF比較

ウォールストリート株価指数30は人気の株価指数なので、CFD以外にETFや投資信託でも探すことができます。ETFや投資信託を購入するのも選択肢の1つです。

ウォールストリート株価指数のETFや投資信託もチェックしてみましょう。

ウォールストリート株価指数のETF・投資信託

ETF
国内ETFは株式と同じように東証で取引されているETFです。株式口座にて取引できます。海外ETFは海外株式・ETFを取り扱う証券会社で取引できます。
投資信託
投資信託は販売している銀行や証券会社から購入できます。

CFD・ETF・投資信託 比較一覧

ウォールストリート株価指数30をCFD・ETF・投資信託とで比較してみました。

CFD ETF 投資信託
取引業者 比較的に多い 国内は少なめ・海外は多い 比較的に多い
取引時間 業者ごとに異なる 東証・海外市場のオープン時間 金融機関の営業時間
ポジション ロング ショート ロング ショート(信用取引) 不可
レバレッジ 最大10倍 最大3.3倍(信用取引) 不可
取引単位 1単位~ 1株~ 少額から可能
手数料 無料の場合が多い 業者による
信託報酬がかかる
業者による
信託報酬がかかる
スプレッド 比較的に狭め 広め 広め
スワップ 現物はあり、先物はなし なし なし
配当金 配当金が出るケースがある 配当金がもらえる 配当金がもらえる
備考 実際のナスダック100と連動 連動しやすいが価格はまちまち 取引価額が若干曖昧

ウォールストリート株価指数CFDのメリットデメリット

CFDでは取り扱う業者が比較的に多く、実際に取引されている株価指数の価格がほぼ100%反映されることがメリットです。手数料も無料で最大レバレッジも10倍と高めです。

CFDのデメリットはショートの場合にマイナススワップがついたり、業者によってはロングでもショートでもマイナススワップがつく場合があることです。スワップなしでも、価格調整額が差し引かれる場合があります。

ETF・投資信託のメリット・デメリット

ETF・投資信託の場合は取り扱う業者が多くなることや、配当金がもらえることがメリット。さらに、国内ETFなら株式のように簡単に売買できるので便利です。

ただし、ETF・投資信託はあくまでも実際の株価指数に連動するよう組み込まれたファンドです。商品ごとに組入れ銘柄や価格、運用会社などが異なります。実際に株価指数を取引しているという現実味に欠ける点が物足りないといえます。

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投資として満足感が得やすいのは、やはり実際の価格がそのまま取引できるCFDの方でしょう。レバレッジ10倍にて、資金効率がよい点でもおすすめです。

ただし、中長期で保有する場合はマイナススワップに注意する必要があります。

ウォールストリート株価指数30の攻略法

ウォールストリート株価指数30の攻略法

ウォールストリート株価指数30で勝つためのコツは?

ここでは、ウォールストリート株価指数30の攻略法を解説していきます。

攻略法1.米国経済指標、ニュースはこまめにチェックする!

株式市場は、テクニカルとファンダメンタルと双方の影響を受けるのですが、とくに米国株価指数では米国の経済指標やニュースの発表に左右されやすい傾向にあります。

ウォールストリート株価指数を取引する時には、まず最初に米国関連のニュースを確認しましょう。

抑えておきたい米国経済指標・ニュース

  • FRB金融政策(とくにパウエル氏の言動)
  • 消費者物価指数CPI(ポストコロナの注目トピック)
  • バイデン大統領の政策
  • GDP成長率
  • 雇用統計・失業率
  • ISM製造業景況指数
  • 貿易収支
  • 10年債の金利
  • 中国との貿易関係
  • ワクチン接種率・ポストコロナの状況
  • 大手ヘッジファンドの市場予想
  • バフェット氏やイーロン・マスクなどの言動

など

おすすめのニュースサイト

など

ポジティブなニュースとネガティブなニュースと、インパクトの強いニュースから相場予想のヒントを得ることができます。

また、時期によって注目されるトピックも異なりますので、色んなメディアを見てリサーチしておくことも大切。

攻略法2.株価が高い銘柄を抑えておこう!

ウォールストリート株価指数30は、わずか30の銘柄で構成されていますので、株価が高い銘柄の動向に左右されやすい傾向にあります。

株価が高い銘柄の動向から、相場の方向性を掴むことができます。

2021年11月の段階で株価が高い銘柄をご紹介しておきます。

  1. UnitedHealth Group(UNH)→ $455.84
  2. Goldman Sachs(GS)→ $407.08
  3. Home Depot (HD)  → $368.40
  4. Microsoft (MSFT)→ $317.42
  5. salesforces(CRM)→ $307.52
  6. McDonald (MCD)→ $254.71
  7. Visa Inc (V)→ $216.67
  8. Honeywell International(HON)→ $226.06
  9. Boeing (BA)→ $224.46
  10. Amgen(AMGN)→ $213.77

※株価は時期によって激しく変動することもありますので、高額銘柄の内容も変わる可能性があります。

ウォールストリート株価指数30の全銘柄の株価はこちらから確認できます。

構成銘柄の値上がり率・値下がり率も見ておこう

構成銘柄の値上がり率・値下がり率も見ておこう

構成銘柄全体の値上がり率・値下がり率を見ることで、ウォールストリート株価指数の動向を探る方法もあります。

構成銘柄の騰落率はこちらから確認できます。

米国株式の決算シーズン

米国株式は、国内株式と同様に年に4回の決算シーズンがあります。決算発表後には業績によって株価が大きく上下するため、稼ぎ時であるとともに注意が必要です。

企業によって決算発表の時期は異なりますが、概ねで1月、4月、7月、10月の第2週~4週あたりに集中します。とくに年度末の決算発表は株価への影響力が強いので要チェックです。12が月期が年度末となる企業が多いのですが、一概にはいえないので調べておきましょう。

米国株式の決算カレンダーはこちら

構成銘柄の年度決算の確認はこちら

攻略法3.世界の主要マーケットの動向も確認!

世界の市場全体のモードを抑えておくことで、今は買いなのか売りなのか、どちらが優勢なのか判断する材料となります。

取引する時は世界のマーケット情報も確認しておきましょう。

活用したい世界のマーケット情報サイト

日経225 世界の株価指数と日経

日経225のサイトでは、世界の株価指数や金融商品のチャートや価格が一覧で確認できます。

複合チャートにて複数の株価指数や通貨・商品などを比較することも可能です。株価指数、商品先物、通貨、ビットコイン、業種別動向などが一覧チャートで確認できるので大まかな市場の動きを掴むことができます。

OANDAラボ US30オリジナルツール

OANDAラボではウォールストリート株価指数30のオリジナルツールを提供しています。世界の主要株価指数の変化率比較チャートや、米国の経済指標データが詳しく確認できます。

米国株式の関連ニュースや、その他主要株価指数の情報、マーケットレポートなども活用できるので便利です。

ウォールストリート株価指数CFDおすすめの海外FX業者

ウォールストリート株価指数CFDおすすめの海外FX業者

それでは最後に、ウォールストリート株価指数30でおすすめの証券会社をご紹介しましょう。

初めてのCFDには「DMM.com証券」

口座名DMM FX
売買手数料(1万通貨・片道)無料
往復総コスト(米ドル/円1万通貨取引時の最低コスト)20円
スワップ金利・米ドル/円7円
通貨ペア総数20ペア
初回入金規定なし
取引単位10,000通貨
売買手数料(1万通貨・片道)スプレッド・米ドル/円スプレッド・ユーロ/円スプレッド・英ポンド/円スプレッド・豪ドル/円スプレッド・NZドル/円スプレッド・ユーロ/米ドル
無料0.2銭0.5銭
原則固定
1.0銭
原則固定
0.7銭
原則固定
1.2銭
原則固定
0.4pips
原則固定

  • 株価指数CFDの最大レバレッジ:10倍
  • 手数料無料
  • 24時間フリーダイヤルでサポート

CFD初心者におすすめなのが、充実のサポートで定評がある「DMM.com証券」です。DMMでは、携帯からもフリーダイヤルが24時間利用できます。わからないことがあれば即電話で問い合わせできるので安心です。メール、チャット、LINEでも問い合わせできます。

CFDの商品数は少なめでも、サイトや取引ツールがシンプルでわかりやすいのがDMMのメリット。スプレッドは若干広めにはなりますが、手数料は無料です。株式やFXも取引できます。

約定力・スプレッドにこだわるなら「GMOクリック証券」

口座名FXネオ
売買手数料(1万通貨・片道)無料
往復総コスト(米ドル/円1万通貨取引時の最低コスト)20円
スワップ金利・米ドル/円7円
通貨ペア総数20ペア
初回入金規定なし
取引単位10,000通貨(※南アランド/円など2通貨ペアは100,000通貨)
売買手数料(1万通貨・片道)スプレッド・米ドル/円スプレッド・ユーロ/円スプレッド・英ポンド/円スプレッド・豪ドル/円スプレッド・NZドル/円スプレッド・ユーロ/米ドル
無料0.2銭0.5銭1.0銭0.7銭1.2銭0.4pips

  • 株価指数CFDの最大レバレッジ:10倍
  • 手数料無料
  • スキャルピングOK

約定力やスプレッドにこだわる短期トレーダーには「GMOクリック証券」がおすすめ。業界最狭レベルのスプレッドスリッページなしの高い約定力で人気の証券会社です。株式、FX、投資信託、ETFと取り扱う商品も豊富で、デモ口座でCFDを取引することも可能です。

株価指数CFDは11種類、加えて海外株式やETFのCFDが揃っています。国内の証券会社の中では、金・原油・ガスなど商品数が多いのが特徴です。

多彩な商品をトレード環境重視で取引したい方に重宝するでしょう。

CFD商品を極めたいなら「IG証券」

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  • 株価指数CFDの最大レバレッジ:10倍
  • 手数料無料
  • 17,000種類のCFD商品

CFD商品の数の多さで選ぶなら「IG証券」です。17,000種類の世界中のCFD商品を取り扱っています。株価指数だけでなく幅広い種類のCFDを取引したい方に満足の証券会社です。IG証券はロンドンを本拠地に持つ外資系大手で、実績も長いので安心して利用できます。

株価指数CFDだけでも40種類以上。米国、欧州の株価指数の種類も多く、他にも南アフリカ、インド、シンガポールなどまさに世界中の株価指数が取引できます。株式CFDは12,000銘柄が取引可能。商品CFDも数が揃っているのが魅力です。

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ちなみに、以下の記事では欧州株式を代表するドイツ株価指数30について解説しています。こちらも合わせて参考にして下さい。

まとめ

まとめ

ウォールストリート株価指数は、世界市場に最も強い影響を与える非常に重要な指標だといわれています。すべての国の経済動向がウォールストリート株価指数による、といっても過言ではありません。

ウォールストリート株価指数は、世界市場のムードや勢い・方向性を左右しているのです。
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投資の対象が何であったとしてもウォールストリート株価指数の動きを知ることは必須だといえます。この機会に、ウォールストリート株価指数についてマスターしておけば、今後も大いに役に立つでしょう。早速、気になる証券会社のCFD口座を調べてみましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。