FXスイングトレードに適したテクニカル分析3選。使い方も含めて徹底解説

FXスイングトレードに適したテクニカル分析は大きく3つあります。FXスイングトレードは1つのトレンドを対象に売買を繰り返していく手法です。どんな市場でも上昇トレンドと下降トレンドを繰り返して動いていきます。スイングトレードは、この市場の原理を効率よく活用して稼ぐ方法です。

スイングトレードは1時間足、4時間足のチャートをメインで使って、理想はトレンドが切り替わる時を狙ってエントリー。そして、トレンドがまた切り替わる前にエグジットして利益を得ます。

くだけた言い方をすれば、美味しいところだけポジションを持って「勝ち逃げ」を繰り返していきます。逃げそびれたら、トレンドの流れが変わってしまうため含み損になったり、しばらく待つことになったりします。トレンドの切り替わりをを読むために欠かせないのがテクニカル分析です。スイングトレードではテクニカル分析でトレンドの切り替わりをいかに予測していくかが勝負を左右していくのです。

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テクニカル分析にも色々な種類があり、とくに初心者の方は、どのテクニカル分析を使うべきか迷ってしまいますよね。今回は、FXスイングトレードに適したテクニカル分析を使い方も含めて、わかりやすく解説していきます。ぜひ、参考にして下さい。

FXスイングトレードで勝つ方法

FXスイングトレードで勝つ方法

FXスイングトレードは

数日~数週間で取引を行い、100pips~500pips程度の値幅を狙って利益を得るトレード手法です。長期ほど長く待つ必要がなく、デイトレードよりも時間に余裕を持って取り組めるのが特徴です。

長期やデイトレードとは区別されながらも、スイングトレードは状況に応じてその日のうちに決済することもできますし、長期間の保有へと転換できるなど調整がしやすいトレード手法です。全くの初心者の方から、すご腕のプロのトレーダーまで幅広く使われています。

トレンドを見極めていく

FXスイングトレードで勝ためには、トレンドを見極めていくことが欠かせません。

すでに周知のように、為替市場は上昇トレンド・下降トレンドを繰り返しながら価格が動いていきます。スイングトレードはそのように上下する1つのトレンドを対象に取引をしていきます。

スイングトレードで勝つイメージ

スイングトレードで勝つイメージ

チャートで見るとわかるように、相場は数々の上昇トレンド、下降トレンドが繫がって波のように動いていきます。

スイングトレードは、下降トレンドが終わり上昇トレンドへと切り替わるタイミングで「買いエントリー」します。思惑通り上昇トレンドが始まったとしても、いつまでも上昇し続けるわけではありません。どこかのタイミングで、また下降トレンドが始まるのです。

スイングトレードで勝つためには、今の上昇トレンドが下降トレンドへとまた切り替わってしまう前に「売りエグジット」して、下降している間の時間を節約します。あるいは、下降し始めた時にエグジットと入れ替わりで「売りエントリー」のポジションを持つ方法もあります。

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このように、1つ1つのトレンドを狙うスイングトレードでは、トレンドの切り替わりを見極めることが重要なポイントとなります。しかし、チャートを普通に見ただけでは、いつそのトレンドが切り替わるのか察しの仕様がありません。そこで必要となるのがテクニカル分析です。

FXスイングトレードに適したテクニカル分析

FXスイングトレードでは、トレンドの切り替わりをいかに正確に見極めていくのかが勝負を左右していきます。まず、テクニカル分析の基礎となるローソク足チャートを学んでおくことは言うまでもありません。ローソク足チャート分析に加えて、とても重要となるテクニカルが3つあります。

トレンドの切り替わりを知るために必要なテクニカル分析は

  1. サポート・レジスタンスライン
  2. トレンドライン・チャネルライン
  3. チャートパターン

ひとまずはこの3つのテクニカルを徹底して抑えておく必要があります。あとは、裏付けとしてローソク足からヒントを得たり、その他のインジケーターにて適切なタイミングを検討したりと、読みを掘り下げていくことができます。

上記3つのテクニカル分析は、スイングトレードでは必須の分析手法だといえます。基盤となるこの3つのテクニカル分析を用いて、その他のインジケーターも効果的に活用できます。基盤となるスキルをしっかりと身に付けておくことが大切です。

テクニカル分析と同時に、ファンダメンタルからのアプロ―チも重要です。定期的に経済ニュースをチェックするのを怠らないように気をつけましょう。

テクニカル分析1.サポート・レジスタンスライン

テクニカル分析1.サポート・レジスタンスライン
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スイングトレードに適したテクニカル分析として、最初にまずサポートラインとレジスタンスラインを解説していきます。

サポートラインとは?

サポートラインとは

下値の限界と見なされる価格帯で、この地点にくると反発する可能性が高いとされているラインのことです。サポートラインは、反発する価格帯の目安として使われています。サポートラインに相場が下りてくると、そのラインの当たりでまた価格が上昇し始め傾向にあるのです。
水平線のサポートライン
水平線のサポートライン

サポートラインの基本形はチャート上で水平に線を引きます。このサポートラインが過去や未来のチャートにおいても相場のサポートラインとなる場合が多いのです。とくにその場所から大きく相場が上昇した時には重要なサポートラインとして、今後の相場予想において判断の目安とされています。

上記のチャートでは、3回サポートラインで反発した後で大きな上昇トレンドの流れに転換していることがわかります。サポートラインの位置はどんどん上に上がっていき、上昇トレンドが形成されています。

もし、このサポートラインで反発しなかった場合は、下降トレンドへと相場が流れを変える可能性が高いと見ることができるのです。
水平サポートラインのブレイク
水平サポートラインのブレイク

水平線のサポートラインは、とくにレンジ相場からブレイクしてトレンドへと進む際のヒントとして使うことができます。上記のチャートでは、しばらくはサポートラインで反発する動きを見せていたものの、最後に価格が下りてきた時には反発せずに下に突き抜けてしまっています。

サポートラインで反発しなかった相場はそのまま下降トレンドへと流れを変えているのがわかりますね。レンジ相場にある時はサポートラインを引いて待ち構えてエントリーを狙うことが可能です。

レジスタンスラインとは

レジスタンスラインとは

上値の限界と見なされる価格帯のことで、このラインにくると相場は反転して下に降りていく可能性が高くなります。レジスタンスラインは、価格が下がり始める目安のラインとして使うことができます。
水平線のレジスタンスライン
水平線のレジスタンスライン

上記はサポートラインで見たチャートにレジスタンスラインを加えたものです。このラインにくると価格が下に降りていることがわかります。ここで、1つの分析方法の例を挙げておきたいと思います。

レジスタンスラインのAとBの位置は、上昇トレンドが始まるかのように見えます。この時点で判断した場合、「買いエントリー」でポジションをとってしまいそうな局面です。しかし、A、Bとやや上昇気味にあった折り返し地点は次のポイントでは下がっています。これは、上昇トレンドには向かわないなと判断する材料になります。結局はその後の経過を見るとわかるようにレンジ相場に落ち着いてしまっています。

レンジ相場がブレイクするのを待っている時に、最後の折り返し地点Cはレジスタンスラインに届いていません。これも下降トレンドに向かうサインとして見ることができるのです。その後で、先述しましたように、サポートラインで反発できずに相場はブレイクして下がり始めています。

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というように、レジスタンスラインとサポートラインの2本の線が引けるだけでも、チャート分析では大きな力を発揮することができるのです。

FXテクニカル分析2.トレンド・チャネルライン

FXテクニカル分析2.トレンド・チャネルライン

上昇トレンドや下降トレンドのように、上値や下値の位置がどんどんずれていく場合は斜めに線を引いてサポート・レジスタンスの位置を確認することができます。

上昇トレンドや下降トレンドに引いたサポート・レジスタンスラインは、トレンドライン・チャネルラインなどと呼ばれています。

トレンドライン、チャネルライン、サポートライン、レジスタンスラインをそれぞれ明確に分ける定義はなく、これらの線は投資家やアナリストによって名称や使い方が異なります。ここでは一般的なトレンドラインとチャネルラインの使い方を解説していきます。

トレンドラインとは

トレンドラインとは、文字通りにトレンドの方向性を確認するために引くラインのことです。上昇の時は下値のライン、下降の時は上値にラインを引いて、トレンドを確認することができます。とくに決まりはありませんので、下値か上値かラインが引きやすい場所を確定してトレンドの方向性を掴みます。

トレンドラインとは

赤色の線が下降トレンドに引いたトレンドラインです。青色の線が上昇トレンドに引いたトレンドラインです。上値に引いたトレンドラインはレジスタンスラインとしての役割を果たしています。下値に引いたトレンドラインはサポートラインとしての役割を果たしてます。

上昇トレンドのトレンドライン
上昇トレンドのトレンドライン

上昇トレンドでは下値の部分にトレンドラインを引いてサポートラインとして活用します。このライン上で反発しながら上昇していくと見ることができるのです。もし、サポートラインで反発せずにブレイクした場合は上記のように下降トレンドへと切り替わる可能性が高くなります。

下降トレンドのトレンドライン
下降トレンドのトレンドライン

下降トレンドでは、上値に引いたトレンドラインにてトレンドの切り替わりを予想することができます。上値の目立つ部分を1本の線で結んでレジスタンスラインとして活用することができます。もし、レジスタンスラインで価格が下に降りずに、ブレイクしたら上昇トレンドに切り替わる可能性が高くなります。

チャネルラインとは

チャネルラインは、下値と上値の両方に斜めの線を引いて、サポートとレジスタンスの位置を確認する分析方法です。下値に引いた線をサポートライン、上値に引いた線をレジスタンスラインとして活用できます。

チャネルラインとは

チャネルラインを引いておけば、概ねのところでどれくらいの価格帯で上昇・下降に向かうのか目安をつけることができます。チャネルラインはエントリー・エグジットのタイミングを設定する上でも役に立ちます。

上昇トレンドにある時はサポートライン付近でエントリー。レジスタンスライン付近でエグジットをします。

下降トレンドにある時はレジスタンスライン付近でエントリー。サポートライン付近でエグジットです。

チャネルラインのエントリー・エグジット例
チャネルラインのエントリー・エグジット例

上昇トレンドに切り替わるのを確認したら、サポートライン付近でエントリーしておきます。予想通りに上昇に向かった場合はチャネルラインを引いてサポート・レジスタンスのポイントがわかるようにしておきます。

上昇トレンドがしばらく継続した後、いずれかのタイミングでトレンドの流れが変わります。

一旦、Aのレジスタンスで上値がブレイクして戻ってきた時点で利確しておくのが理想的です。これは上昇しきれない可能性が高いと読めます。例えば、もしレジスタンスラインAの地点を上にブレイクしたなら、さらに次にのレベルの上昇トレンドが続くと期待できます。ブレイクが確認できたとすれば、まだ保有しておく方法もあります。

このチャートでは上にはブレイクせずにサポートラインBの地点を突き抜けて下降トレンドへと向かっています。ポジションを保有したままであれば、サポートラインを下回った!と確認した時点で早めに利確しておきます。この時点で利確しても十分に利益はとれます。

また、このサポートラインBの地点は、次の下降トレンドへのエントリーポイントでもあります。下降トレンドへ切り替わると同時に「売り」から入ることができます。

FXテクニカル分析3.チャートパターン

FXテクニカル分析3.チャートパターン

もう1つ、トレンドの切り替わりを知る上で役に立つのがチャートパターンです。チャートパターンは20~30種類程度のパターンがあって、すべてを覚える必要はありませんが代表的なチャートパターンをいくつか覚えておくと、トレンドの切り替わりを予想するのに役に立ちます。

チャートパターン分析とは

特定の形にチャートが形成されると、一気に上昇や下降に向かってトレンドが切り替わるとされている手法です。過去の膨大なチャートのデータから多くの投資家・アナリストによって解析され、一般的に使われるようになったものです。

代表的なチャートパターン

代表的なチャートパターンには以下のようなものがあります。

代表的なチャートパターン
  • ヘッドアンドショルダートップ・ボトム
  • 長方形
  • チャネルダウン・アップ
  • フラッグ
  • ペナント
  • 三角形(シンメトリカル、上昇、下降)
  • 上昇ウェッシ゛・下降ウェッシ゛
  • ダブルトップ・ボトム
  • トリプルトップ・ボトム

など・・・

チャートパターンで分析する際にも、サポートライン・レジスタンスラインを活用していきます。
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では実際に、どのようにチャートパターンを使えばよいのかを解説していきましょう。

ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーは、ちょうど人の頭(ヘッド)と肩(ショルダー)の高さで山形を作ることから、このような名称がつけられました。

  • ヘッドアンドショルダーが上向き → 「ヘッドショルダーアップ」
  • ヘッドアンドショルダーが下向き → 「ヘッドショルダーボトム」

チャートで見るヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーアップ
ヘッドアンドショルダーアップ

ヘッドアンドショルダーが形成されているのを発見したら、山が始まる部分と山が終わる部分を目安にサポートラインを引きます。サポートラインを下回りブレイクしたら下降トレンドが始まる可能性が高いです。

ブレイク確認後に「売り」でエントリーします。

ブレイクせずに反発した場合は新たに上昇に向かうか、レンジ相場に入る可能性があるのでエントリーせずに様子を見ます。

ヘッドアンドショルダーダウン
ヘッドアンドショルダーダウン

ヘッドアンドショルダーボトムが形成されたら、下向きの山が始まる部分と終わりの部分にレジスタンスラインを引きます。もしブレイクすれば上昇に向かうと判断できますし、ブレイクしなかった場合は、下降トレンドが継続するかレンジ相場に入る可能性があります。

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チャートパターンが形成されようとしている時に、想定でレジスタンスラインかサポートラインを引いておいて、いつでも動けるように準備しておきます。

他にも、いくつかチャートパターンを実際のチャートでご紹介しておきます。チャートパターンを見極める時の参考にして下さい。

チャネルアップ・チャネルダウン

チャネルアップ
チャネルアップ

チャネルアップの上昇トレンドですでに買いポジションを保有していた場合は、ブレイクした時点で売り決済です。ここからポジションを取る場合は、売りエントリーです。

チャネルダウン
チャネルダウン

チャネルダウンも同様に、下降トレンドで売りポジションを保有していた時はエグジットの目安、保有していなければ上昇トレンドのエントリーの目安とすることができます。

トライアングル

上昇トライアングル
上昇トライアングル

下降トレンドが上記のようにトライアングルの形をつくったら、ブレイクして上昇トレンドへと切り替わる可能性があります。下降トレンドの流れで売りエントリーしていた場合は、トライアングルが作られ始めた時に念のために決済しておく方がよいでしょう。ブレイクしたら買いから入れます。

下降トランアングル
下降トランアングル

上昇トレンドにてトライアングルが現れたら、下降に向かうサインです。トライアングルのラインを引いて、ブレイクするのを待ちましょう。ブレイクしたら売りから入ることができます。

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以下の記事では、勝てるチャートパターン厳選22選がご覧になれます。ぜひ、スイングトレードに活用して下さい。

まとめ

まとめ

今回はFXスイングトレードに適した3つのテクニカル分析を解説していきました。

  1. サポート・レジスタンスライン
  2. トレンド・チャネルライン
  3. チャートパターン

上記3つのテクニカルは、分析手法の中でも最もベーシックな内容です。この3つの手法を抑えておくだけでも、FXスイングトレードで肝心なトレンドの切り替わりが読めるようになるでしょう。さらに、今後あらゆるタイプのインジケーターを使う時でも大いに役に立ちます。

テクニカル分析は数え切れないほどの種類がありますが、100%確実な方法というものは存在しません。そこで、ローソク足やその他のインジケーター、ファンダメンタルなど複数の材料から裏付けを取り、相場を読んでいくことが大切です。

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ぜひ、今回ご紹介した3つのテクニカル分析を使ってみて下さい。まずは、チャート画面にてサポートラインやチャネルラインを引いてみたり、チャートパターンを探してみることから始めてみましょう。

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投資信託、株式投資、外貨預金、FX、金、プラチナ、不動産投資などのバランス投資を副業として5年目。自己流の金融ライターが投資や資産運用をわかりやすく解説します!これまでの経験を活かした節約・お得な金融情報なども公開しています。職歴:飲食関連、IT業界、住宅設備等の営業職を経て、独学にて投資を学び個人投資家・金融ライターとして独立。