【保存版】FXデイトレードで勝つトレード手法17選

FXデイトレードなら次の日の急激な為替変動を心配する必要はなく、毎日一定の利益を期待することができます。デイトレードはその日のうちにトレードが完結する方法で、精神的なストレスも軽減できます。為替レートが気になって眠れない夜を過ごしたトレーダーも多いのではないでしょうか。

デイトレードは中長期やスイングとは分析・売買の視点が異なり、毎日のチャート分析や情報収集が決め手となる手法です。デイトレード特有のコツを掴んでおくことが大切です。いきなりデイトレードを始めて、なかなか勝てないと悩むトレーダーもいることでしょう。

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今回は、これからFXデイトレードを始めるトレーダーのために、FXデイトレードで勝つトレード手法をわかりやすく徹底的に解説していきます。毎日稼げるように頑張りましょう!

FXデイトレードで稼げる?

FXデイトレードで稼げる?

中長期やスイングトレードだと、利益を得るまでに一定の時間がかかります。含み損があったとしても、時間をかけることで利益に変換できることもありますが、せっかく上昇していたのに、ある日突然急落して相場が変わることもあります。

中長期やスイングは待つことで大きな利益が期待できる反面、ポジションを保有している間はロスカットのリスクが常につきまとうため、トレードをしない間でも為替レートの動きが気になるものです。

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だからといって、24時間毎日為替レートをチェックするのは、たとえ専業トレーダーであっても不可能です。それにいくらぐらいの収入がいつ頃入るのか、明確にできないもどかしさもあります。そこで、その日のうちにトレードを完結させるデイトレードへと転換するトレーダーは多いようです。

デイトレードなら1日1日が勝負

デイトレードなら、その日のうちに勝負が決まりますので、次の日の為替変動を気にする必要がなく、毎日一定の利益を狙うことが可能です。

仮に、平均して1日のトレードで最低でも3,000円~5,000円程度の利益が得られるようになれば、取引する日数によっては月に数万円の収入を得ることができるようになります。

もちろん経験を積んで慣れてくれば、もっと大きな利益をデイトレードで得ることも可能です。

副業として成り立つ場合もある

コツを掴んで勝てるようになれば、副業替わりにFXトレードを行っていけます。1日に数千円以上の利益が出せるようになれば、他に副業を探すよりも効率よく稼げます。

デイトレードは1日1日が勝負ですから、手じまいした後はプライベートや仕事に集中することが可能です。

本業が他にある方でも、スケジュールに合わせてトレードできるので、こんなにいい副業はないといえるでしょう。

副業から専業へと切り替えるトレーダーもいる

すべてのトレーダーがFXデイトレードで成功できるわけではありませんが、デイトレードで安定した収入が得られるようになって副業トレーダーから専業トレーダーへと転身する方もいます。

ただし、いきなりデイトレードを始めて、今すぐ安定した利益が出せるわけではないので、計画的に時間をかけてデイトレードを成功させていくことが大切です。

FXのトレード手法

FXのトレード手法

FXのトレード手法は大きく4つのタイプがあります。

  1. 中長期トレード(期間: 数週間、数か月、数年)
  2. スイングトレード(期間: 数日、数週間)
  3. デイトレード(期間: 数十分、数時間、)
  4. スキャルピングトレード(期間: 数秒、数分)

一般的にトレードの期間が短くなるほど知識やスキルが必要となってきます。分析や判断に時間がかけられない短期トレードは、できるだけ中長期・スイングなどで取引を経験してからの方が良いといえます。

FX取引の経験がない初心者の方は、短期の取引では損切り・利確のタイミングがわからずに大きな損失を出してしまう恐れがあるので注意して下さい。まずは中長期・スイングなどで時間に余裕を持った取引で基礎的なことを学んでおくようにしましょう。

どの手法にもそれぞれメリット・デメリットがあり、トレーダーの投資目的やライフスタイルなどからもどの手法が合っているのか変わってきます。

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ここで、改めてデイトレード手法のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

デイトレードのメリット・デメリット

トレード期間: 数十分、数時間、1日で完結

デイトレードのメリット

効率よく稼げる

中長期やスイングをしていると気づくと思いますが、1つのトレンドはいくつかの上昇・下降の組み合わせで動いています。数日、数週間と待つ中には、複数回のトレード機会を見つけることが可能です。

デイトレードは数十分から数時間という短い視点で相場を見ていきます。中長期やスイングで見逃しがちな短時間でのトレード機会を逃さずに、効率よく利益をあげていけるのです。無駄に待つ時間が大幅に削減されます。

為替変動のリスクが抑えられる

翌日までポジションを持ち越さないので、トレード時以外の急激な為替変動による損失を心配する必要がありません。1回1回のトレードが勝負なので、ONとOFFの切り替えが容易で、精神的な負担が軽減できます。

毎日の利益が期待できる

デイトレードはその日のうちに利益が確定しますので、コツを掴んで上手にトレードしていけば毎日いくらかの利益を手にすることが可能です。副業や兼業トレーダーへの道が開けるトレード手法です。

隙間時間でも稼ぐことができる

デイトレードのコツを掴んで、効率よく短時間で稼げるようになったら、本業やプライベートで忙しくても隙間時間を活用して稼ぐことができます。指値注文やアラームを利用すれば、スキャルピングのようにチャートにつきっきりでなくとも取引できるのでスケジュールの管理が容易になります。

デイトレードのデメリット

損益もその日にうちに確定する

利益がその日のうちに確定できるかわりに、損益もその日のうちに確定することになります。小さな損切りでも回数が続けば結果的に大きな損失になりかねないリスクがあります。

トレード時以外の為替変動が期待できない

デイトレードは1日で手じまいをしますので、ポジションを持ち越すことはありません。中長期やスイングでありがちな、知らないうちに利益が一気に増えていたという喜びはデイトレードでは味わえないのがデメリットです。

1日の値動きは限られている

デイトレードは短時間で利益を得ていくのが特徴ですが、1日における相場の値動きには限界があります。例えば米ドル、ユーロ、円などの主要通貨ぺアにて数時間で100pips以上動くことはそんなに多くはありません。大きなロットでないとまとまった収益を得るのは難しいのが難点です。

分析や情報収集に追われる

デイトレードは、毎日変わり続ける相場の動きや経済の動きが、売買を判断する材料となります。短時間の取引だからこそ旬のテーマを掴んで、変わり続ける情報に敏感に対応していかねばなりません。チャート分析や情報収集に毎日追われてしまい時間効率が悪くなる可能性があります。

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デイトレードを始める前には、デイトレードのメリット・デメリットをしっかりと把握した上で、まずは少額から始めていくことが大切です。

以下の記事では、FXデイトレードについて初心者向けに詳しく解説しています。合わせて参考にしてみて下さい。

デイトレードで勝つ手法17選!

デイトレードで勝つ手法17選!

それでは、FXデイトレードで勝つ手法を徹底的に全部ご紹介していきます!全く1からFXでデイトレードを始める方法・勝つためのポイント、注意点をわかりやすく丁寧解説していきます。

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まずは最初にデイトレードを始める準備や心構えから見ていきましょう。

手法1.得意なチャート分析を1つ身に付ける!

毎日の利益が期待できるデイトレードです。思い立ったらすぐにでも取引を始めたくなりますよね。しかし、短時間で利益を得やすい=短時間で損益を出しやすい、取引方法でもあります。事前にデイトレードに備えておくことが大切です。

少しでも損失を抑えて、勝率が高い取引を行っていくために欠かせないのがチャート分析です。デイトレードはその日その日で相場予想をしていく必要があります。数日かけてじっくり分析して売買を検討するわけにはいきません。

始める前に1つでいいので得意なチャート分析法を身に付けておきましょう。高度なテクニックがなくともデイトレーディングはできます。自分なりに自信がもてるチャート分析法が1つでもあれば、短時間の取引において大きな武器になります。

チャート分析の基本テクニック

  • トレンドライン・チャネルライン
  • サポートライン・レジスタンスライン
  • ローソク足分析
  • レンジブレイク

この辺は最低でも抑えておきたいですよね。

加えて・・・

  • チャートパターン
  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • RSI

なども合わせて使えるとデイトレードでは心強いです。

すべての基本テクニックを完璧にマスターする必要はないですが、どんな分析手法なのか基本的なことは抑えておきたいですよね。「この手法ならある程度使いこなせる!」といえるものを1つ身に付けておきましょう。

勝つためのポイント・注意点

トレーダーそれぞれによって使いやすい分析方法は異なります。相性がいい分析方法を深く掘り下げていくのがおすすめ。ただ、どんな分析方法を使うとしても、完全に100%正確な予測はできません。複数の手法を併用してサインを得るようにしましょう。
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以下の記事では、初心者の方向けにチャートの見方を解説しています。ぜひ参考にして下さい。

手法2.ニュース配信ツールを用意しよう!

為替市場では材料視されるニュースや情報が毎日変わっていきます。米国などの主要国の経済指標の発表やインパクトの強いニュース速報によって、相場は大きく左右されてしまいます。

デイトレードを始める前には、スマホやPCでいつでもニュースが確認できるようにメディアサイトやニュースアプリをインストールしておきましょう。

重要な経済指標の発表や重要イベントは事前にスケジュールをチェックしておくと、トレードの戦略も立てやすくなります。

チェックしておきたい経済指標

FXで最低限にチェックしておきたい経済指標

  • 米国雇用統計 → 非農業部門雇用者数・失業率
  • FOMC → 米国の金融政策
  • 日銀金融政策 → ETFの買い入れなど
  • ECB(欧州中央銀行)金融政策 → ユーロ圏の金利政策
  • GDP → 各国の経済成長率
  • 消費者物価指数 → 物価の水準

など、為替相場への影響力が非常に大きい経済指標です。他にも中古住宅販売件数や製造業景況指数など挙げればキリがない程、毎日何らかの経済指標が発表されています。米国、欧州、英国、日本、中国などの主要国の経済指標はチェックしたいですね。

また、取引する通貨ペアによってその国の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

おすすめのニュースサイト

FXトレードでいつでも見れるようにしておきたいニュースサイト

など、それぞれ使いやすくて見やすいニュースサイトを選んで下さい。アプリでもインストールすることができます。

勝つためのポイント・注意点

インパクトが強いニュース・発表があった時には、急激に相場が変動する傾向にあります。稼ぎ時であると同時に損失のリスクも大きいことを把握しておきましょう。

手法3.FX口座を使い分けよう!

FXデイトレードに使うFX口座は、その他の中長期・スイングトレードを行う口座とは使い分けた方が良いです。トレードの目的が異なるため、分けておいた方がポジションの管理や資金管理が容易になります。

デイトレード専用のFX口座があれば、現在のデイトレードでの収益・損益がすぐに把握できますし、その他の投資と資金を分けておくことで、資金を一気に失うリスクが低減します。

FX口座をデイトレード用に選ぶポイント

デイトレード用のFX口座を選ぶポイントをいくつかご紹介します。

  • 取引ツールが使いやすい・見やすい
  • 情報配信が豊富
  • スプレッドが狭い
  • 約定力が高い
  • 取引支援ツールが充実している

など、トレーダーによって重視したい内容は異なると思います。ただ、デイトレードは短時間の取引となるためスプレッドの狭さや約定力の高さは必須だといえます。

勝つためのポイント・注意点

スプレッドが狭くても、約定力が低ければ結局コストはかかってしまいます。スプレッドが狭く、かつ約定力が高いFX口座を選ぶようにして下さい。口コミや評判を参考にしてみてもいいでしょう。
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ちなみに、以下の記事では国内FXをスプレッドや約定力など様々な視点から比較しています。ぜひ参考にして下さい。

手法4.トレード日記を用意しよう!

FX口座の使いわけと同じように、デイトレード用のトレード日記・レポートも別で用意した方が、モチベーションが高まります。

中長期トレードから、期間を短くしていくスイングトレードへの移行は比較的に容易です。期間がやや短くなるだけで際立った境界線はないのが特徴です。

しかしスイングトレードからデイトレードへの移行は明確なラインがあります。これまで数日~数週間と保有していたポジションは、一気に数十分~数時間へと短縮されていきます。原則として、その日のうちに利益を得るという点で、トレーダーとして大きな1歩となるのです。

デイトレデビューを記念する意味もある

為替のこともよくわからない状態から、デイトレードまでたどり着いたことを記念する意味でも、新しいトレード日記、デイトレ専用のノートを1冊用意しましょう。

デイトレデビューを記念して、慎重に1歩ずつトレード日記を書きながらレーダーの道を歩んでいくのです。

毎日のトレードを振り返ることができますし、数年後に読み返して初心に戻るのが必要な時もくるかもしれません。

勝つためのコツ・注意点

トレード日記は細かく詳細を記録しようと思うと長く続きません。それぞれにとって続けやすいスタイルで継続することが大切です。失敗した理由は何だったのか、成功した理由は何だったのかだけを書いていくだけでも、自然とスキルは磨かれていきます。

手法5.メンタル面を充実させる!

短時間で、勝率が高いトレードを行っていくためには、メンタル面を充実させておく工夫がかかせません。不安定な精神状態、切羽詰まった状態では、ポジティブな発想・冷静で正確な分析・予想ができなくなります。

FXデイトレードは1歩間違うと損切りしそびれて大きな損失を出すリスクがあります。心に余裕がなければ有利なトレードは実現しづらいといえます。

メンタル面を充実させる方法

  • 余裕資金の存在、貯金など → これはとても大事です。
  • 月々の生活費の収入源が他にある
  • トレード・仕事以外での趣味や楽しみ
  • 十分な睡眠と栄養バランスがとれた食事
  • 良好な健康状態
  • 座右の銘や信念の存在
  • ストレッチなどの軽い運動

など、意識してメンタル面を充実させる工夫をするようにしましょう。

休憩・休日を取ることは大切

時間をかけて待つことができないデイトレードでは、1日1日が勝負です。数十分~数時間で売買していくことは、思った以上に神経・エネルギーを費やします。中長期・スイングなどに比べるとストレス・疲れもたまりやすくなります。

定期的に休憩、休日を取って心身ともにリフレッシュすることは、デイトレードで勝つために大切なことです。

勝つためのポイント・注意点

努力家タイプの方・負けず嫌いの方は、休まずにトレードやチャート分析に励む傾向にあります。しかし、OFFの時間があるからこそ、100%ON、全開の状態でトレードに臨めるものなのです。
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FXデイトレードを始めていくにあたって、心の拠り所となるようなFX本が1冊あると心強いものです。この機会にお気に入りのFX本を1冊見つけてみるのもおすすめです。
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ここまでは、FXデイトレードを始める前に焦点をあてて、トレード手法をご紹介していきました。ここからは、具体的にFXデイトレードを始めていく方法に焦点をあてて、勝つためのトレード手法を解説していきます。

手法6.取引量が多い通貨を選ぶ!

数日、数週間と待てば米ドル/円なら1~3ドル以上動くことが期待できます。しかし短時間で取引するデイトレードでは、数十分~数時間しか待つことはできません。1日で為替相場が動く範囲はある程度限られてしまいます。

短時間で少しでも大きな値動きを狙うためには、流動性が高く取引量が多い通貨を選ぶことが重要になってきます。取引量が少ない通貨だと、3時間たっても数pipsしか動かないこともあり効率が悪くなります。

取引量が多いということは、需要が高い=安全性が高い、ことを意味しています。急激に価格が暴落して価値がなくなるリスクも低いといえるのです。

通貨ペア取引ランキング

数え切れない程の通貨ペアがある中、いうまでもなく米ドルが世界中で取引されている通貨です。他にもどんな通貨が取引量が多いのかを確認しておきましょう。

世界決済銀行(BIS)は3年おきに世界中で行われる為替取引の統計調査を行っています。下記は2019年の統計結果です。

上から順番に最も取引されている通貨ペアを見ていきましょう。

  1. 1位: 米ドル/ユーロ
  2. 2位: 米ドル/日本円
  3. 3位: 米ドル/英ポンド
  4. 4位: 米ドル/新興国通貨(トータル)
  5. 5位: 米ドル/豪ドル
  6. 6位: 米ドル/カナダドル
  7. 7位: 米ドル/人民元
  8. 8位: 米ドル/スイスフラン
  9. 9位: 米ドル/香港ドル
  10. 10位: 米ドル/韓国ウォン

という結果が出てきています。やはり手堅いのは米ドルがらみの通貨ペアで、その時の情勢によっても値動きが期待できる通貨ペアは異なってきます。いくつか、取引候補の通貨ペアを選んでおくと良いでしょう。

米ドル/円が数時間で動く値幅は?

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参考までに米ドル/円の場合で、数十分~数時間でどれくらいの値動きが期待できるのかを見ておきたいと思います。
米ドル円の30分足チャート
米ドル円の30分足チャート
  1. 4時間 →50pips
  2. 2時間 →30pips
  3. 1時間 →37pips
  4. 4時間 →90pips

というように、流動性が高く取引量が多い通貨であれば、数時間の取引でも2,3回取引で1,2ドル分の利益を得ることが可能です。

勝つためのポイント・注意点

通貨ペアを選ぶ際には、興味がある国の通貨を選ぶことが成功のコツです。興味がある国の通貨であれば、積極的な情報収集が可能でモチベーションを高めていけます。興味がなければリサーチ不足で損失につながります。

手法7.変動が激しい通貨を選ぶ!

デイトレードでは取引量が多いことに加えて、さらに変動が激しい通貨を選ぶ方法もあります。変動が激しい通貨であれば、1時間程度の取引でも大きな利益につながる場合があります。

何らかのニュースやイベントによって、世界的に注目されている国の通貨は時期によっては激しい変動が期待できます。とくに、経済への期待と不安要素が交差する状態にある時は上下に大きく動く傾向にあります。

どんな通貨が変動が激しい?

例えば、変動が激しい通貨ペアの1つに英ポンド/円があります。英ポンド/円の為替レートは近年では135~142円あたりで推移しています。1ポンドあたりの価格がもともと米ドルやユーロよりも高いため、短時間での値幅も大きくなりがちです。

とくに、Brexitの展開などで注目されている時は大きな値動きが期待できます。

最近の英ポンド/円のチャートを見てみましょう。

英ポンド/円の15分足チャート
英ポンド/円の15分足チャート
  1. 1時間 →38pips
  2. 1時間30分 →73pips
  3. 45分 →50pips
  4. 1時間30分 →52pips

上記のチャートを見てもわかるように、わずか15分でも比較的に大きな動きを見せるのが英ポンド/円の特徴です。

1時間程度でも50pips動くとすれば数回の取引にて大きく稼ぐことが可能です。英ポンドは日本円だけでなく他の通貨ペアの場合でも比較的に動く値幅が大きくなる傾向にあります。

比較的に変動が激しい通貨ペア

時期にもよりますが、他にも変動が激しい通貨ペアには以下のようなものがあります。

  • ユーロ/豪ドル
  • 英ポンド/豪ドル
  • 米ドル/人民元

など・・・

SBIFXトレードでは通貨ペアの変動幅ランキングを公開しています。参考にしてみてもいいでしょう。

勝つためのポイント・注意点

変動が激しい通貨は、利益が狙いやすい代わりに損失リスクも大きくなります。慎重な分析とエントリーが欠かせません。相場がかわりやすいのでポジションを保有する時間を短くした方がよいでしょう。

手法8.取引の時間帯を選ぶ

デイトレードは短時間で利益を狙いますので、取引量が多く値動きが期待できる時間帯を選ぶことが勝つためのコツです。

取引量が多く相場が動きやすい時間帯は

  • 月曜日の朝
  • ロンドン市場の時間帯
  • NY市場の時間帯
  • 東京市場の時間帯

それぞれの時間帯を詳しく解説していきます。

月曜日の朝

世界で一番最初にオープンする為替市場は、ニュージーランドのウェリントン市場です。

ウェリントン市場のオープン時間

4月頃~10月頃(夏時間) →日本時間:午前5時~

11月頃~3月頃(冬時間) →日本時間:午前6時~

為替市場は土日が休みになります。最後に米国市場がクローズしてから月曜日の朝まで取引をすることができません。

従って、土日の間に通貨に対する希望や懸念が倍増する傾向にあります。土日に重大なニュースがあった時など、月曜日の朝にニュージーランド市場がオープンした途端、価格が上か下に大きく動くことが多いのです。

米ドル/円 15分足チャート(月曜日の朝)
米ドル/円 15分足チャート(月曜日の朝)

上記は2020年3月16日のドル円チャートです。新型コロナウイルスの懸念が土日の間に増幅した例です。

ロンドン市場

ロンドンはFX取引が最も盛んな国です。世界の世界の為替取引の約40%以上がUKで行われています。ロンドン市場の時間帯は値動きが大きくなる傾向にあり、デイトレードの狙い時です。

ロンドン市場の時間帯

4月頃~10月頃(夏時間) →日本時間:16時~翌0時まで

11月頃~3月頃(冬時間) →日本時間:17時~翌1時まで

とくにロンドン市場がオープンする時間帯は、欧州市場もオープンしていますので取引量が一気に増えることになります。

英ポンド/円 15分足チャート(ロンドン市場)
英ポンド/円 15分足チャート(ロンドン市場)

上記は英ポンド/円の15分足チャートです。17時のオープン時には1時間で80pipsも動いています。15分でも30~40pips動く場面もあるのです。

NY市場

米国は世界で2番目に為替取引が多い国です。大手金融機関や投資機関がNYに集結していることからNY市場の時間帯は巨額な資金による、大きな為替変動が狙えます。

NY市場の時間帯

4月頃~10月頃(夏時間) →日本時間:22時30分~翌5時まで

11月頃~3月頃(冬時間) →日本時間:23時30分~翌6時まで

とくにロンドン市場とNY市場が重複する時間帯は取引量が倍増するため、デイトレードでも利益が得やすい時間帯だといえます。

ユーロ/米ドル 15分足チャート(NY市場)
ユーロ/米ドル 15分足チャート(NY市場)

上記はユーロ/米ドルのNY市場の時間帯のチャートです。NY市場が始まる前も大きな値動きが見られています。ちょうどNY市場がオープンした直後から勢いをつけて価格が上昇に向かっています。

NY市場が始まる前に1.0857ドルまで下がっていたユーロドルは、5時間後に1.0973ドルまで116pips上昇しています。

東京市場

東京市場は、株式の注文が始まる8時から値動きが活発になり始めます。とくに円がらみの通貨ペアは東京市場の時間帯でも十分にトレード機会を探すことが可能です。

東京市場の時間帯

午前8時~午後15時まで

東京市場では、午前中が狙い時で午後になると値動きが緩やかになることが多いです。午後からは、ロンドン市場のオープン時に向けて準備するのも1つの方法です。

米ドル/円 15分足チャート(東京市場)
米ドル/円 15分足チャート(東京市場)

上記のドル円チャートでは9時前に安値をつけた後、9時~14時までは上昇トレンドが継続しています。9時の時点で108.51円だったドル円は、1時間後には108.85円、14時には108.99円まで上昇しています。

14時までの間に一旦大きく下落しています。14時に高値をつけた後は15時30分までは下降トレンドが続きます。大まかに見ただけでも3回のトレード機会を見つけることができます。

勝つためのポイント・注意点

仕事のスケジュールや、それぞれのライフスタイルに合わせて幅広い時間帯から、デイトレードの機会を探すことは可能です。トレード前には必ずチャートやニュースを確認しておくことが大切です。

手法9.トレードは15分足・30分足チャート!

デイトレードのチャート分析は、月足、週足、日足、1時間足など幅広い視点から見ておきます。デイトレードでおすすめのチャートの時間足は、15分足か30分足です。1分足・5分足だと表示できる範囲が短すぎますし、1時間足以上だと大まかすぎてしまいます。

15分足・30分足チャートの分析を行う際でも、中長期の相場動向を把握しておくことが大切です。

例えば・・・

月足で安値圏にある場合は、ちょっとしたきっかけで急上昇する可能性が高くなります。30分足の安値圏で「売り」から入ることはリスクが高いトレードとなってしまいます。
日足ではちょうどサポートラインを反発しようとしています。30分足ではレジスタンスラインを超えました。ということは、この後上昇に向かう可能性が高いと判断できます。

つねに多方面からチャート分析を行うためには、チャート画面はつねに3画面程度は表示できるようにしておきたいですね。

チャートソフトを用意しておこう

デイトレードで使うチャートソフトは、

  • FX会社が提供するチャートソフト
  • FXメディアが提供するチャートソフト
  • ソフト会社が提供する有料・無料のチャートソフト

など、様々なタイプのチャートソフトがあります。

それぞれのチャートソフトは機能や表示方法が異なります。できれば、2,3種類のチャートソフトを併用した方が、それぞれのメリットを有効に使うことができます。

TradingViewを活用

FX会社が提供しているチャートソフトと合わせて使うなら、「TradingView」がおすすめです。インストールの必要なく、会員登録さえしておけば、いつでもブラウザー上で開くことができます。TradingViewのリアルタイムチャートは無料で基本機能は使って頂けます。


上記はTradingViewのウィジェットです。ぜひ使い心地を試してみて下さい。分析機能や描画機能が非常に充実しているので、デイトレードのチャート分析にて大いに役に立ちます。

勝つためのポイント・注意点

数時間単位で少し余裕をもって取引したい方は30分足チャート。できるだけ短い時間で回数をこなしていきたい方は15分足チャートがよいでしょう。1時間足や4時間足など異なる時間足も同時に見れるようにしておくと売買の判断がしやすくなります。

手法10.トレンドの方向性を予想する!

デイトレードは毎日、1日1日で移り変わる相場が対象となります。まずは大まかに「今日(これから)上がるのか下がるのか」を予測していくことから始まります。

ポジションを持つ前に必ず確認しておきたいのが、今日のトレンドの方向性です。トレンドの方向性がある程度つかめれば、どの時点でエントリー・エグジットすべきかの目安がつけれます。

トレンドの方向性は、月足・週足での位置づけを確認した上で日足から入る方が分析しやすいでしょう。あくまでも分析例の1つではありますが、トレンドの方向性を予想する方法をご紹介しておきます。

日足で今日は上げか下げかを予測

日足で今日は上げか下げかを予測

まずはシンプルにレジスタンスライン・サポートライン分析で日足を見てみましょう。昨日の相場はちょうど1月のサポートラインに触れてから108.47円まで下がっているようです

数日の下降トレンドから反発し始めて3日目にあり、現状ではこの1月のサポートラインが近日のレジスタンスラインだといえます。

もし、レジスタンスラインを超える動きが見られれば上昇、もし超えずに下回れば下降するだろうと見ることができますが、レジスタンスラインを超えきれずに下降している点で、ドル円の弱さが気になります。

材料しだいだといえる部分もあり、日足で見る限りでは上がるとも下がるともいえない微妙な位置にあります。

ここで目安をつけるために相場の価格帯の月足、週足のレジスタンスラインとサポートラインを加えておきます。

月足・週足のラインを追加してみる

月足・週足のラインを追加してみる

上がるとすれば週足のレジスタンスラインである108.60円あたりまで上昇する可能性があります。下がる場合は週足のサポートラインである107.20円あたりが下値かなと目安をつけます。

万が一、下がりきった場合は月足のサポートライン104.62円までの急落も視野に入れておいた方がいいかもしれないと判断します。月足チャートでのレジスタンスラインは遥か上の方にあるため、現時点ではひとまず除外しておきます。

概ねの値動きの可能性を確認したところで30分足チャートへ進みます。

30分足チャートで見るドル円

30分足チャートで見るドル円

30分足で見ると、レジスタンスラインである上値108.06円から下値107.30円の間で価格が推移しているようです。

一旦、週足のサポートライン107.20円に触れている局面もありますが、すぐに持ち直して価格はまたレジスタンスラインに向けて登っています。最後に107.30円で反発して、上昇に向かおうとしているところのようです。

後半の下降トレンドでは陰線が連続していて、非常に弱いサインを見せていますが、週足サポートラインまで下がらずに立ち直っていることから、回復に向かう兆しと見ることもできます。

現時点ではレジスタンスラインに向けて上昇する可能性が高いと予想します。上昇に向かう可能性を検証するために15分足の動きも見ておきます。

15分足で見るトレンドの方向性

15分足で見るトレンドの方向性

15分足で見ると、107.30円で反発してから上昇トレンドが形成されつつあります。

現在の価格はちょうど反発すべきサポートラインに達していると見ることができます。ここで反発するかどうかが1つの判断材料となります。

もし反発したら一旦上昇に向かう
もし反発しなかったら一旦下降に向かう

と予想できるでしょう。

また、30分足のレジスタンスラインとサポートラインの中央、107.62円あたりにもう1本のレジスタンスライン(サポートライン)ができることがわかります。108.06円に向けて上昇するかどうかは107.62円がもう1つの判断のポイントとなります。

もし107.62円を超えたならば、上昇トレンドが継続していくと見ることができるでしょう。

勝つためのポイント・注意点

チャート分析を裏付けるために、主要経済指標やニュースなどファンダメンタルな要素も参考にすることが欠かせません。チャート分析でどんなに強固なサインがあったとしても、強烈なインパクトを持つニュースが報道されると相場は思いもよらぬ方向に加速することもあります。

手法11.エントリー・エグジットポイントを設定!

概ねのトレンドの動きを予測したら、次に考えるのがエントリー・エグジットポイントです。

できるだけリスクを抑えて、効率よく利益を得るためには、レジスタンスラインとサポートラインのブレイクポイントを活用する方法があります。

ブレークポイントとは

レジスタンスライン、サポートラインを突き抜けて次のトレンドへと進むポイントのことをいいます。ブレークポイントを待ちま構えているトレーダーが多いため、ブレークした後は上昇・下降に勢いがつく傾向にあります。

先ほど分析例で使った米ドル/円の15分足チャートを使って、ブレークポイントにてエントリーとエグジットする例を解説していきます。

エントリー・エグジットの例

エントリー・エグジットの例
  1. まず、すぐ直後のローソク足が①のサポートラインで反発するかどうかを見ます。反発した時点で「買い」反発しなかったら「売り」でエントリーします。「売り」エントリーの場合は④のサポートラインがエグジットの目安となります。
  2. 反発した場合は②のレジスタンスラインが1つのエグジットポイントです。安全な取引を重視するなら、ひとまずここで「売り」で利益を確定します。もし、レジスタンスラインを超えて上昇したら即座に「買い」エントリーしておきます。
  3. ②のレジスタンスラインを無事に超えた場合は、③のレジスタンスラインに向けて上昇する確率が高くなります。予想通り上昇したら③の時点で「売り」エグジットです。
  4. もし②のレジスタンスを超えたけれどもすぐに下落し始めた場合は④のサポートラインまで下がる可能性を考慮しておく必要があります。①のサポートライン上を下げた時点で「損切り」です。あるいは①を下回った時点で「売り」エントリー、そして④で「買い」エグジットする方法もあります。

勝つためのポイント・注意点

日足や1時間足チャートにてサポートライン・レジスタンスラインをあらかじめ引いておくと慌てずに済みます。実際にトレードに入る前には、ブレークポイントでの売買シュミレーションで練習しておくと良いでしょう。
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以下の記事では、レジスタンスライン・サポートラインの引き方やブレークポイントの取引方法について解説しています。合わせて参考にして下さい。
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ここまではデイトレードを始める時の手法を解説していきました。ここからは、実際にトレードする時に抑えておきたい手法を解説していきます。続けて見ていきましょう。

手法12.相場予想の理由を探そう!

相場をチャートやファンダメンタルから予測していくのは容易なことではありません。どんなに経験を積んだとしても、予想に反して相場が動くことは度々あります。しかし、経験が少ないからといって、相場予想なんてできるわけがないと決めつけないようにしましょう。

経験者が相場分析する際のデメリットは裏を深読みしすぎて失敗することです。むしろ経験が少ない方の方が素直に相場が読める場合もあります。外れたとしても勉強です。相場予想の練習をして経験や実績を積んでいくことが大切です。

理由・根拠を見つけよう

「なぜ上がると思うのか」

「なぜ下がると思うのか」

それぞれで上昇・下降の理由となるものを見つけることが相場予想です。その理由を見つける方法として、チャート分析やファンダメンタル分析が役に立つのです。

相場を読む方法に正解はありません。経験が少なくても、得意な分析方法や本業や趣味に関連する情報など、独自の視点から相場を上手に読んでいくことは可能なのです。

理由が見つかって、手応えを感じた時にエントリーします。。チャートを見ても情報収集しても、上がるのか下がるのか迷いがある時はエントリーを控えて、しばらく相場の様子を見た方がいいでしょう。

勝つためのポイント・注意点

FXトレードで勝つためには、トレンドの波に乗ることが重要なポイントになります。上昇・下降に勢いがついている時は迷わずトレンドの波に乗りましょう。しかし、ここで大切なのはなぜみんなが買っているのか、売っているのか理由を知っておくことです。

手法13.損切り・利確ルールを徹底する!

デイトレードは1日で手じまいをすることが基本です。 ポジションを次の日に持ち越してしまうと次の日の資金が確保できず、デイトレードの継続が難しくなります。

もっと上がるかもしれないと思うことで、高値で売りそびれて利益が小さくなることがあります。あるいは、欲を出して待ったがために相場が急変して損益に変わることもあります。

損切りしなければと思いつつも、きっと反発するに違いないと下がりきるまで保有してしまうこともあります。結局損切りするにはあまりにも大きな金額となり、塩漬け状態となってしまう場合もあるでしょう。そうなると、デイトレードではなく中長期トレードへと変換せざるを得ません。

常に動ける状態にあることがデイトレードでは非常に重要なポイントです。損切り・利確ルールを徹底するようにしましょう。

「上がるかもしれないから売りたくない」
「ここで損をするよりは、上がるまで待ちたい」

と思ってしまうのは人として自然な心理です。だからこそ損切り・利確ルールを守るのはとても難しいと言われているのです。

勝つためのポイント・注意点

最初のうちは、価格が戻る見込みがあれば数日待つ方法を選んでも良いでしょう。初心者は中長期、スイングへの変換も考慮しながら無茶をせずにデイトレードを実践していくのが成功のコツです。損切り・利確ルールはオーバーすることを前提に狭めに設定しておきましょう。

手法14.トレンドの切り替わりを狙う!

為替相場は大きく以下の3つのトレンドで形成されています。

  1. 上昇トレンド
  2. 下降トレンド
  3. 横ばいトレンド

1つのトレンドが形成されると、いずれはそのトレンドから脱却して新しい次のトレンドを作っていきます。上昇しているトレンドも下降しているトレンドも遅かれ早かれ終わりを迎えて流れを変えることになるのです。

そこで、あえて上昇中のトレンド、下降中のトレンド、横ばい中のトレンドを見つけて、ブレイクする時を狙う方法があります。トレンドが流れを変える時には急上昇や急落が起こることも多く、大きな値動きが狙えるのです。

トレンドの切り替わりにはサインが出ている

トレンドの切り替わりは過去のチャートを見れば、当然簡単にわかりますが、実際にリアルタイムで動いているトレンドがいつ切り替わるのかは誰にもわからないことです。

しかし、実際にはトレンドが切り替わる際には様々な方法でヒントを見つけることが可能です。トレンドの切り替わりを読むのに役に立つのがローソク足です。具体的にチャートを見ながらローソク足でどのようなヒントが出ているのかを解説していきます。

トレンドが切り替わる例

英ポンド/円相場は値動きが激しく、トレンドの切り替わりもわかりやすいのが特徴です。下記は30分足チャートにてトレンドが切り替わる際にローソク足チャートのサインが出ています。

英ポンド/円 30分足チャート
トレンドが切り替わる例
  1. 上昇トレンドにあったローソク足の安値が横ばい、そして大きく下降し始めている
  2. 下降トレンドにありながらも、上昇を示唆するT字型ローソク足が数本出現している
  3. 下がり続けていたローソク足の安値が平行になっている
  4. 横ばいで推移していたローソク足が一気に落ち込んでいる(横ばいのエリアにはT字型ローソクが出ています。上昇しようとする力が強いことも表しています。)
  5. 一旦、激しく下降した後でまたT字型ローソク足が数本出現
  6. ローソク足がだんだん短くなり安値の位置が下がっている

以上のように、ローソク足が読めるようになると、トレンドの切り替わりを早めに察知することが可能になります。

勝つためのポイント・注意点

複雑で高度な分析手法や描画ができなくても、ローソク足だけでも読めるようになれば戦力になります。もちろん、その他の分析手法やファンダメンタルでの裏付けも大切です。
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以下の記事では、ローソク足の見方を詳しく解説しています。合わせて参考にして下さい。

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さて、デイトレードの基本的なトレード手法を学んできました。ある程度、デイトレードに慣れてきたらトレードのレベルを上げていきましょう。最後に1歩進んだデイトレードのトレード手法を解説していきます。

手法15.ロット数を大きくして勝負!

デイトレードに慣れてきて、ある程度少額でも稼げるようになってきたら、ロット数を大きくして大きく稼いでいきましょう。

ロット数が大きくなれば、小さな値動きでも一定の利益が得られるようになります。一定の利益が出せる日が多くなれば、デイトレードが立派な副業として成り立ちます。

米ドル/円のロット数とpipsの関係

例えば米ドル/円の場合、ロット数の大きさで30pipsがいくらの利益になるのかを計算してみましょう。

  • 10,000通貨 → 1pips=100円、30pips =3,000円
  • 100,000通貨 → 1pips=1,000円、30pips=30,000円
  • 1,000,000通貨 → 1pips=10,000円、50pips=300,000円

さすがに100万通貨はわずか1pipsで1万円の損失となるのでリスクは高すぎるといえます。理想は10,000通貨~100,000通貨あたりでしょう。

勝つためのポイントと注意点

ロット数を増やした場合はわずかなpipsでも大きな損益になるので損切りを徹底する必要があります。ロット数を増やす場合はレバレッジだけに依存するのは危険です。証拠金も増やすように注意して下さい。

手法16.インジケーターを使いこなそう!

チャート分析をより確実なものにしていくために、いくつか主要なインジケーターを覚えておくのがおすすめです。インジケータの種類は数え切れない程多いのですが、主要なインジケータには以下のようなものがあります。

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • RSI
  • 一目均衡表
  • MACD

など・・・

インジケーターはその名称から難しいイメージを与えてしまいますが、利用する取引ツールのチャート機能にてボタン1つで簡単に挿入できる指標です。売買タイミングの裏付けを取るのに役に立ちます。利用するトレーダーの数が多いインジケーターほど、そのヒントに基づいて売買が行われるため、的中率も高くなる傾向にあります。

ここでは、初心者から上級者まで最も幅広く使われているインジケーター、移動平均線をご紹介しましょう。

移動平均線

移動平均線とは

一定の期間内での相場の値動きから平均値を算出して線で表示したものです。

移動平均線は期間別に3種類を組み合わせて使います。

  • 短期移動平均線(5日~25日)
  • 中期移動平均線(13日~75日)
  • 長期移動平均線(25日~200日)

とくに期間の決まりはなく、トレーダー手法に合わせて期間を選ぶことができます。長期トレードの場合は長めの期間で、短期トレードの場合は期間は短めに選びます。短期と中期の2本だけを用いる場合もあります。

ゴールデンクロス

代表的な移動平均線の分析手法にゴールデンクロスがあります。ゴールデンクロスが出現すると上昇する確率が高いと見なされています。
ゴールデンクロス
短期(ピンク)の線が中期(緑)と長期(茶色)の線を超える時に、価格上昇する傾向にあります。短期(ピンク)の線が一番上にある時は上昇トレンドが継続することも多いです。

ローソク足のヒントと合わせて判断することも可能です。

デッドクロス

デッドクロスは下降するサインとして使われる移動平均線の分析手法です。

デッドクロス

短期(ピンク)の線が中期(緑)・長期(茶色)の線を下回る時に相場は下降する傾向にあります。中期(緑)の線も長期(茶色)の線を下回る時は、強い下降トレンドが見られることが多いです。

勝つためのポイント・注意点

ゴールデンクロスの場合もデッドクロスの場合もクロスした後では遅すぎる場合もあります。クロスしようとする前に売買を行うのが利益を大きくするコツです。
teacher
移動平均線、ボリンジャーバンドについて詳しく解説した記事が以下からご覧になれます。ぜひこの機会に見ておいて下さい。

手法17.利益はこまめに出金する!

FXデイトレードで利益が出せるようになったら、利益(一部または全部)はこまめに出金しておくようにして下さい。

FXデイトレードは短時間で利益が得られるのがメリットですが、短時間で損益を確定するために損切りの回数が増えたり、損切りタイミングが遅れたりすると大きな損失を出す恐れがあります。

資金を守るためにも、トータルの収益率を挙げていくためにも、利益の一部を口座以外で利益を確保しておくことが大切です。

勝つためのポイント・注意点

せっかく利益が出たとしても、次のトレードでロスカットに合い、利益を含めた残高のほとんどを失うこともあり得ます。利益の一部でもこまめに出金して確保しておけば、少なくともいくらかのデイトレード資金は残っていることになり、挽回のチャンスがあります。

まとめ

まとめ
今回はFXデイトレードで勝つためのトレード手法17選を解説していきました。

デイトレードは副業、兼業トレーダーへの突破口となるトレード手法です。毎日の利益が期待できるトレード手法ですが、損益が確定するスピードは中長期やスイングよりは遥かに早くなります。

最初は少額から練習してコツを掴んでいくことが大切です。まずは数百円の利益から狙ってみましょう。そして1,000円、3,000円と1日の目標額を徐々に上げていくことができます。勝った金額も大切ですが、勝てる回数が増えて安定していくことがデイトレードで成功するポイントとなります。

teacher
1日に安定して5,000円程度稼げるようになれば、仕事と呼ぶことができますよね。そうなれば、あなたも副業トレーダーです。さっそく今日からデイトレードに向けて計画的に準備・勉強を進めていきましょう!

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